会員寄稿

創立30周年を迎えて

山本正明

創立30周年を迎え、誠に喜ばしくおめでたいことであります。
10年前に20周年記念誌を杉浦会員のもと編集させて頂いたことが昨日のように思いおこされ、時の流れの早さを感じるところです。

入会して、いつの間にか18.5年になります。特に、この10年間は政治・経済・文化どれを取っても、歴史に残るひとこまではないかと思うほどの厳しい変化、激動の時代であったと思います。 ロータリーも会員減等、大きなマイナス影響が出ているようです。一番のショックは、要覧の規約変更。時代と共に変わるとはいうものの出席規定他、崇高な理念に基づいたロータリー精神に照らした時、各所に疑いたくなるような文言がいくつか入り改訂されました。我がグラブでは、ゆるやかになった規定を全部受入れせず、弾力的に運用されていることは良いことだと思います。

この10年間の内、バブル崩壊の時期は、IT革命の進行中の時でもあり事業に専念し、積極的な奉仕活動はなかなかできにくい時であり、その人々に応じて、金銭・時間・専門職務等応分の奉仕活動がされたものと思います。

私は、残念ながら積極的な活動が出来なかったことを反省しています。しかし、無理をせずに少しの奉仕活動に参加し継続できたことを喜んでいます。

21世紀が始まり、すぐには景気回復が望めそうにないことは皆さん知っています。そして、景気が底打ちして少し上向き傾向にあることも知っています。30周年を迎え、これを機に、太陽が登るがごとく明るくゆるやかにクラブが発展することを期待したいと思っています。来期は、ロータリー情報(長)を指名されました。少々さぼっておりまして、要覧にホコリがかぶっております。初心に帰って、新入会のつもりで今一度見開き、皆様といっしょに勉強して共にがんばってまいりたく思っています。