「第1回 子ども囲碁フェスタ・堺」盛大に開催される - 堺北RC

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2011年11月27日(日)、JR堺市駅前の「サンスクエア堺」(堺市堺区)において、堺北ロータリークラブ主催による「第1回 子ども囲碁フェスタ・堺」が盛大に開催されました。「堺市教育委員会・堺市こども会育成協議会・公益財団法人 日本棋院」後援のもと、堺市内12ロータリークラブの協賛により、参加資格を小学生として、「囲碁を知らなくてもだいじょうぶ・みんなで囲碁を楽しもう」をテーマに参加費無料で呼びかけを行いました。堺市発行の「広報さかい」への掲載や、「子ども囲碁フェスタ・堺」のホームページの立ち上げ、それに堺市内の公民館などへのポスターの掲示などの広報を行いました。開催日の当日、正午からの開会式では主催者を代表して当クラブ会長の挨拶、つづいて来賓者 堺市教育長 芝村 巧様よりご挨拶をいただきました。参加者は一年生から六年生までの小学生164人。開会式のあと、参加申込書に記入された自己申告の棋力情報を基に、「入門教室93名」「名人戦Bクラス47名」「名人戦Aクラス24名」の3部門に分かれて会場を移動しました。
「入門教室」では2時間余りにわたり大きな九路盤を前にして、いずれも日本棋院関西総本部所属のプロ棋士の先生方が、「碁石は黒白交代で線と線の交差点に置く」「囲った陣地が多い方が勝ち」「相手の石は囲うと取れる」「打ってはいけない着手禁止点とその例外がある」等々、初心者にも分かりやすく初歩的なルールを説明してくれました。
 「名人戦Bクラス」では実力に応じ8組に分かれ、「クラス別リーグ戦」で競技を行いました。皆、真剣に碁盤と向き合い対局しました。このクラスは山田規三生九段に立ち会っていただきました。
 「名人戦Aクラス」も実力に応じ3組に分かれ、こちらは「トーナメント方式」で対局しました。Aクラスは、さすがに囲碁に慣れている子が多く、タイム時計を扱う手つきもあざやかなものでした。真顔で考え込む姿には小学生とは思えぬ凄みを感じ、この中から将来のプロ棋士が生まれるかもしれないなとも思いました。
午後3時からの閉会式では、各クラスの優勝者に賞状と級位認定書が授与されました。山田九段から提供された「サイン色紙25枚」「サイン入り扇子4本」「山田規三生の超攻撃法10冊」を景品に「お楽しみ抽選会」も行いました。当たった子どもたちは、小躍りして喜んでいました。いい記念になることでしょう。当初、参加者の目標を100名として、広報・募集活動に取り組みましたが、出足は悪くなかなか応募が伸びませんでした。目標達成は無理かと思われましたが、締め切りが近づくにつれ一気に増え、最終的には目標を大幅に超える参加者を得ました。父兄等同伴者および大会関係者を入れると300名近くの人数になり、用意していた会場が狭すぎ、開会式・閉会式では多くの方々にお立ちいただくことになり、ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。「次回、またやるとしたら来てくれるかな? また来るという人は手を挙げて!」という問いかけに、歓声と共にたくさんの手が挙がったことで、これまでの苦労が吹っ飛んだような気がしました。大変な時間と労力が要りますが、子どもたちのために次回の開催を目指したいと考えたしだいです。