21世紀こそロータリーの世紀
|
|
21世紀に突入しました。20世紀を振り返って見た時、私だけでなく全てのロータリアンは、21世紀こそロータリーがその真価を発揮しなければならない世紀である、と思われているのではないでしょうか。 20世紀初頭にポール・ハリスと4人の同志によってロータリーはその産声をあげました。ロータリーの発展の歴史を振り返って見ますと、この100年はロータリーの揺籃期であり成長期で、本当の真価が発揮できるのは、これからではないでしょうか。 20世紀についての特徴は色々言われています。20世紀は「物」の時代であった。戦争の世紀であった。また科学の時代であったとも言われていますが、いずれも正しいでしょう。21世紀については、「物」に対して「心」の時代である。また「頭脳」の時代であるとも言われていますが、いずれにしても「人間中心」の時代であることは間違いないようです。ただし21世紀になって急に世界が変化することはあり得ないのであって、あくまでも20世紀の延長線上に21世紀は在ると言うことです。 今世紀は20世紀以上に科学技術が高度に発達すると予想されています。特に情報技術、生命科学、超微細技術や宇宙科学など高度な先端科学技術が産業経済、社会の牽引事になると考えられています。東西の対立は解消されたかも知れないが、頭脳格差から来る経済格差や様々な社会格差が今以上に生じることも十分予想されます。この格差を人間の頭脳や科学では解決できないのではないでしょうか。これを解決できるのは人間の「心」だけではないでしょうか。即ちロータリーの「超我の奉仕の心」であり、その実践であります。 今世紀こそロータリーの出番であり、その真価を発揮する時が来たのではないでしょうか。ただ一抹の不安はあります。それは最近の会員減少の世界的傾向です。このことは現在ロータリーがその真価を十分発揮していない証左ではないでしょうか。 今こそローリアン各自がロータリーの「奉仕の理想」である「思いやりの精神」「慈悲の心」で、各自それぞれの持ち味を持って「超我の奉仕」を実践すれば、必ずロータリーの真価は発揮されます。それを今、世の中に問う時期である、と思います。デブリン会長が強く提唱されておられるように、今こそ「意識を喚起し―進んで行動する」時です。 21世紀は我々が真に世の中に問われる時であり、21世紀こそ「ロータリーの世紀」にしなければならないのではないでしょうか。 |
青少年交換学生報告書B 「ヴェネズエラ日記」 和田 修 |
ヴェネズエラと言う国を理解するにあたって、僕の頭の中にはいくつかの要素が浮かんでくる。それらは、文化、言語、人、経済、この国の位置などだ。
ここの文化は、やはりスペインの影響が強いのは当然だ。宗教はもちろんカトリック、少し田舎の方へ行けばスペイン風建築の建物がたくさん見られる。しかし、首都カラカスではそうした建築物もあまりなく、僕にはそれほど趣は感じられない。しかし、この街にも趣が感じられる場所があるはずだ。それを少しずつ見つけていこうと思う。 食物は日本食に比べると、料理も材料も断然種類が少なく、僕としてはやはり日本の方が良いと思う。パン、ハム、チーズなどをよく食べる。ここには中華料理店が多く、その他に寿司も有名で店の数も多い。しかし、その他の日本料理はあまり知られていない。 スペイン語は僕が思っていた通り、情熱的な言葉だ。しかしその分、話すのがすごく速い。文法は僕にとっては英語より難しく、苦労しているが、なかなか興味深い。この国のスペイン語は本来のスペイン語とは少々異なっている。だから僕が時々、この国では使わない単語を使うと、「それはスペイン語だ。」と言われる。すごくおかしな事だがそういう事が度々ある。 ここの人々はとても明るく、親切である。話をする事や踊る事を好み、そしてよく挨拶をする。この国には、スペイン、ポルトガル、イタリアなどの国からの移民も多い。この国の位置も関係するのだろうが、人々は驚く程に日本、中国、アジア全体に関する知識が乏しい。僕に対して「中国人。」と言ったり、日本と中国はほとんど同じだと思っていたりする。大人でさえ知らない。勉強不足だが、そんな事にすら気付いていない。少し思慮に欠けている人々のように思う。しかし、日本よりも良いと思うのは、感情をすごく表わすという点だ。彼らは感情の表し方を知っている。人生を楽しむためにはとても大切な事だ。だから僕はその事をとても学びたいと思う。 この国の経済という点においては、日本と比べるとやはりまだまだだ。貧しい人々は大勢いて、お金を持っている人々は貧しい人々をたいして気にもせず、もっと上へ上がろうとする。だから差はなかなか縮まらない。人々がなりたい職業はほとんど高収入のものばかりだ。しかし学校に行けない人達はそうした職業には当然就く事はできない。この国で不思議に思うのは、何故、石油、金、水など恵まれていながら、国の経済は豊かではないのかという事だ。せわしく働いているのだが、どうやら働き方の効率が悪いようだ。反対に、日本人はそれがとても良く、やはり賢いようだ。ここに来て初めてその事がわかった。 日本を離れて、こうした様々な発見をしたが、やはり日本を離れたから見えたのだろう。 |
インターアクト創立総会 ●日時 平成13年1月20日(土) PM3:00〜4:00 ●場所 和泉高等学校 |
和泉高等学校インターアクトクラブの創立総会が、同校の視聴覚室に於て、取り行われました。
ホストクラブの岸和田南RC、河合實会長の点鐘によって開会されました。 来賓の2640地区、水田博史ガバナー、府立和泉高等学校、藤原功校長、生徒会、野出渉会長の祝辞をいただきました後、記念演奏が盛大に行われ、たのしい中に閉会いたしました。 岸和田南RCの新しいインターアクトクラブが末長く発展することを望みます。 |
前田孝道ガバナーエレクト、国際協議会へ出発 ●日時 平成13年2月12日 ●場所 和歌山JA会館 国際ロータリー第2640地区 2001〜2002年副代表幹事 上野 龍亮(和歌山東南) |
国際協議会に出席する前田ガバナーエレクトの出発時間が都合により早朝になりましたので、本年は2月12日和歌山JA会館にて水田ガバナー夫妻を始め、パストガバナー・パストガバナー夫人、ガバナー補佐、地区関係者36名の出席で歓送会が開催されました。
河合地区代表幹事の司会に始まり、水田ガバナーの乾杯と力強い励ましの言葉。出席各パストガバナーとパストガバナー夫人の暖かいお言葉を頂き、前田ガバナーエレクトの意欲あふれる決意と心からの謝辞で終り、出席者全員の万歳三唱で見送りました。 |
クラブだより |
和泉南ロータリー |
海を渡る共同奉仕事業 平成12年12月5日午後1時より我がクラブと姉妹クラブ関係にある、タイ王国第3330地区プラパトム・チェディロータリークラブとの共同奉仕事業の一環として、和泉市のご協力を頂き、タイ王国の農村の恵まれない子ども達の通学用として、中古自転車150台を寄贈する運びとなり、コンテナ積みが行われました。 同日、同じく姉妹クラブのニュージ−ランド第9920地区エラズリー・サンライズロータリークラブの協力をいただき、事故防止ステッカーが寄贈する運びとなり、3クラブの共同奉仕事業も始まり今後継続される予定であります。 |
堺おおいずみロータリー |
社会奉仕委員長 後藤 千恵 11月26日青少年とのふれあいを目的として、地元の社会人、大学生、中学生、小学生達の吹奏楽団の参加による「ふれあいコンサート」を開催。約500人の観客の方々に2時間にわたり楽しんでいただきました。
国際奉仕委員長 角谷 和男 台湾9.21大地震により破壊された東勢県土牛国民小学校の通学用歩道橋が台南中区ロータリークラブその他地元ロータリークラブと日本の堺おおいずみRC、川口西RCの協力と寄付により復興し11月18日完工式が行われ、「ロータリー(扶輪)橋」と命名されました。 |
堺ロータリー |
五十周年記念 川柳入選句発表 川柳同好会 多数のご投句を戴き誠に有難うございました。 下記の句が入選されましたので発表させていただきます。 「五十年」 堺RC 梶川 雄次郎 選
以上 |
高石ロータリー |
社会奉仕委員長 山内 俊一郎 12月20日社会奉仕活動の一環である老人ホームの慰問を行いました。清風南海・羽衣学園インターアクトの生徒・顧問の先生も交えお餅つき大会に参加させて頂き、つきたてのお餅を頂きながら和気あいあいの中楽しいひと時を過しました。 |
和歌山ロータリー |
広報委員長 梶本 隆治
社会奉仕活動に貢献している県立和歌山高校にサックス一本を贈呈した。
|
和歌山北ロータリー |
手話落語講演会を開催 社会奉仕委員長 桐山 冨夫 本年度社会奉仕委員会活動の一環として、和歌山県立和歌山ろう学校体育館に於て、手話落語の第一人者である、桂 福団治さんを招いて、11月30日「手話と私」と題した手話落語講演会を開催致しました。 手話落語家の桂 福団治さんが、当クラブ会員の知人ということで、ろう学校の生徒さんに手話落語を体験して頂いたらと、県立和歌山ろう学校校長に照会したところ、是非にと喜んで頂けたので、実施の運びとなりました。 和歌山では初めての試みという事で、各方面に呼びかけましたところ、ろう学校の児童、生徒をはじめ、保護者、卒業生、手話講座参加者、聴覚障害協会、連携授業参加者(県立和歌山商業学校生徒)、和歌山通訳者協会、一般の方々等約300人が参加、手話を使った落語を楽しんで頂きました。私達会員も、子ども達の喜ぶ姿を見て心から嬉しく開催の喜びを感じました。 事前に、雑誌・広報委員会活動の一環として、和歌山市記者クラブで、記者発表の機会をもてたこともあって、当日は、多くのマスコミの取材をうけ、テレビは、NHK和歌山放送の18:30〜のニュース。テレビ和歌山は、18:00〜と、0:15〜のニュースで2回。新聞は、事前、事後に、朝日、産経、ニュース和歌山、和歌山新報に大きく取上げられました。 桂 福団治さんは、1978年ご自身の病気がきっかけで、手話落語を考案され、その後、手話落語教室を開講。現在、関西演芸協会会長、上方落語協会理事、などを務め、昨年は文化庁芸術祭優秀賞を受賞されています。 |
河内長野ロータリー |
40周年記念 姉妹クラブとの青少年の派遣と受入 創立40周年委員会 創立40周年記念事業の一環として、姉妹クラブのマレーシア・アロルスターロータリークラブと高校生の短期派遣受入事業を実施致しました。 当クラブからは、3名の高校生を2000年7月29日より8月9日迄アロルスターに派遣し、ロータリークラブメンバー宅でのホームステイ、現地IACとの交流等で親睦を深めました。派遣生徒の成長の素晴らしさにはメンバー一同感激しております。 アロルスターロータリークラブからは、6名の高校生を2000年11月20日から12月1日迄受入れ、当クラブ会員宅でホームステイをしながら、当クラブ提唱清教学園IAC、地区IACとの交流、大阪・京都・奈良・広島旅行等を楽しみ、当クラブホスト及びスポンサーの歴代長期交換留学生とも交流を深めることが出来ました。 姉妹クラブの絆を深めただけでなく、広い範囲での国際交流の意義を考えさせられました。 40周年を記念する素晴らしい事業となった事にメンバー全員が感動し、来る3月25日の記念式典に向け、尚一層の奉仕活動を誓っております。 |
開智高校インターアクトクラブ活動報告 |
顧問 太田 光治 開智高校インターアクトクラブでは毎月1回白菊寮老人ホームを訪問しています。ある時は清掃奉仕、ある時は日本舞踊を披露するなどの慰問など定期的に行っていますが、生徒たちにとりましても非常に有意義な経験となっています。また、先日は駅から学校までの通学路の清掃奉仕を行いました。 |
羽衣学園インターアクトクラブ活動報告 |
顧問 米田 謙三 「盲導犬の育成を応援しよう」というテーマに @ 毎年4月に、千早赤阪村の盲導犬施設を見学。研修会に参加。 A 毎年6月、学園祭にて、盲導犬のデモンストレーション、グッズ販売協力、テレホンカード回収などを行っている。 |
地区大会に向けて Mフレンズコーラス部 |
藤本 賢治(岸和田東) 「進んで行動」RI2640地区大会に向けて、地域の人々とのふれあいをテーマにして企画立案したのが「Mフレンズ」PTAコーラス部の合同出演です。 岸和田市内小学校でPTAコーラス部が9校あり、昨年春頃から音楽専科の先生との度々の打合せを行い、又選曲等合同練習会場など、この大会に向けて、全員約120名の出場を決定した。その後各校区単位で練習をしながら12月16日から朝陽小学校の多目的ホールをお借りして総合練習に入り4月22日の本番に合せ、PTAのお母さん方の熱心な取組が始まっている。 この企画には校長先生、音楽に関係する先生方のなみなみならぬ協力があります。 当日は久米田中学校合唱部、紙ふうせん、との共演で参加者全員の合唱もあり、すばらしい催しになることでしょう。 |
財団研究グループ交換(Group Study Exchange) 相手国 決定 |
次期2001〜2002年度の研究グループ交換(Group Study Exchange)の組み合わせを、ロータリー財団管理委員会に依頼していた所、下記の如く、相手国が、インドR.I.3000地区に決まりました。 GSE団長募集
※簡単な職歴とロータリー歴を記して、ガバナー事務所までお申込下さい。 尚、ご質問がありましたら、ガバナー事務所までお問い合せ下さい。 |