21世紀の世界をより住み良い所にする為に

監査運営審査委員会委員

国際ポリオ・プラス委員会委員

ポリオ・プラス広宣部メンバー

ロータリー・センター実施グループ・メンバー

パストガバナー

 中島 治一郎(泉大津)

関心を持ち、考え、議論し、

行動を起こして、世の中を変えよう!

 ポリオ撲滅を果たせず新しい世紀に入ってしまいました。至極残念です。

 然し乍ら、撲滅完了は見えて来ました。皆様の強力なサポートさえ得られれば、後2年以内に地球上からポリオを一掃出来ましょう。私達の遠大な百周年記念事業を何としても完成致したいものです。

 ポリオ同様、多くの未解決な混沌さを持ち越して新しい年、新しい世紀に入りました。どの様な百年が待ち構えて居るのでしょう。

 明治34年以来の百年が、「第二次世界大戦終結」と「昭和から平成に掛けてのバブル弾け」と云う大波を2回も被った様に、平成13年からの百年にも大きな節目が巡って来るのでしょうか。

 日本のロータリーは、この二つの節目に、大きな役割を果たせなかったと思います。1929年からの世界大恐慌の中で、アメリカのロータリアンの活躍が目立ったのとは大違いだったと反省させられます。

 それは、やはり所詮日本の民主主義がアメリカのお仕着せで、自分達の血や汗で獲得したもので無く、55年経っても未熟な様に、日本のロータリーも議論を重ねて熟成した哲学に立脚した実践倫理では無く、求心力を失った、重力の無い運動になって仕舞って居るからだと思います。

 何としても日本の新世紀を担う青年達に、「民主」を確立できるだけの確りした足腰、誇れる規範を備えた良心、高い志を確保させねばならない。それでないと、日本の明日は無い。

 何としても日本の新世紀のロータリアンには、議論を尽くし、奉仕活動を通して、節目に日本人を導ける、日本を救える人の集まりとなって貰いたい。新世紀に役立つ青年達を背中で育てる「模範」であって貰いたい。

 そのように願うだけで良いのか?そのように念仏を唱えるだけで良いのか?否、大いに意識を喚起し、議論を尽くし、行動を起こさねばならないのは明らかです。それは先ず足下から起こさねばなりません。皆様のクラブが、皆様が「その気」に成ることが、そして「その気」を行動に移すことから始める以外、手は無いと信じます。

 今、日本では、良い意味での「革命」が絶対必要です。前例に従って行動するのでは「革命」は起こりません。どの様に行動すべきかの意識を喚起し、極めれば、果敢に行動致しましょう。21世紀の日本を、21世紀の世界をより住み良い所にする為に。

 

地区インターアクトクラブ国際交流会

岸和田東R.C

インターアクト委員長

安井 八州夫

 11月12日(日)に飛翔館高校・羽衣学園のインターアクトがホストとなって、岸和田市のみかん農園「橘香園」にて国際交流会が行われました。これは地区の8つのインターアクトたちと、YMCAの日本語学校に留学している学生たち70数名とがみかん狩りを通じて国際交流及び研修を行うもので、心配していたお天気も晴れ、恵まれた環境の中でスタートしました。

 みかん狩りの前の諸注意では「みかんはくるくるねじるようにして取る」「木の上の方が甘い」といったことばを4人の引率の先生方が順に日本語・中国語・韓国語・英語でそれぞれ説明し、インターと留学生をミックスした8つの班に分かれてみかん狩りを楽しみました。午後からは各班ごとに即席の日本の歌を披露し、「翼をください」「大きな栗の木の下で」といったものや、「せっせっせ」を取り入れた「アルプス一万尺」も。中でも清風南海インターアクトを中心とした班はコミカルな振り付け、ダンスを取り入れた「アブラハム」という曲で全員の大爆笑を誘っていました。(留学生からのアンコール!アンコール!の声で2回も踊る人気ぶりでした。)

 最後には全員で「幸せなら手をたたこう」の大合唱で大盛況のうちに幕を閉じましたが、中国や韓国の若者たちと日本の16、7才の高校生たちが大きな声で一緒に歌を歌い、一緒に踊っているうちに彼らの笑顔が心からのものに変わっていきました。

 私たちが頭で考え、口で語ると一見難しそうな「国際交流」。たとえことばは通じなくても、体を使うと心が通じる…そういったことを改めて教えられたたいへん有意義な「国際交流会」でした。

 

ローターアクト海外研修を終えて

副幹事

杉本 貴代

 11月23日の夜、寒い日本から蒸し暑いマレーシアの地へ降り立ちました。数年前に改装された空港は素晴らしく、綺麗でした。マレーシアのアクターが出迎えてくれ国際交流がスタートいたしました。24日の午前中は障害児施設と養護施設を訪問しました。日本の子どもと違うなと感じた時は愛くるしい笑顔で私たちの側に寄ってきてくれたことでしょうか。自分から進んで手を差しのばし、「抱っこして」と訴える姿がとてもかわいらしかったです。昼食はK、L、のアクターと夜のジャパンナイトの打ち合わせをしながら楽しく頂きました。お昼からは国家記念碑や王宮見学に行き、わずかですがマレーシアの歴史に触れることができました。夜は総勢60名でジャパンナイトが催されました。彼らの気さくな性格が場をいっそう盛り上げ、終了時間が過ぎても一緒に踊り、歌っていました。言葉が通じなくても、気取らず楽しいひとときでした。

 25日は朝からバスと船で移動しました。昼すぎに到着したパンコール島は静かな島でした。昼寝をする者、海でマリンスポーツを楽しむ者、日本の生活を忘れ、のんびりと過ごすことができました。翌日もふだんの生活では考えられない「朝寝坊」をすることができました。

 施設訪問では懸命に生きる子どもたちを見て、我々がすべきことは何なのかを改めて考えました。今も心の中で何かをしなければと思い日々の生活を送っています。すぐに答えが見つからないかもしれませんが、今回の海外研修での体験は多いに生かされると感じています。

 このような機会を与えて頂きましたロータリークラブに心から感謝しております。

 

GSEホストファミリーの来訪記

1999年GSEメンバー 岩崎 稔

 11月後半の約1週間、GSE訪問先の1つであったワシントンDCでホームステイなど、色々とお世話になったロータリアンのアイリング夫妻が来日、メンバーの宮本佳奈さん宅と私の家に滞在し、私達メンバーと交流を深めました。
 滞在中は大阪狭山市の井出団長宅で寿司パーティーを楽しんだり、和歌山や奈良、京都、大阪の観光名所を案内したりしました。私は京都と大阪の天保山を案内したのですが、京都では清水寺と二条城、西本願寺に行きました。

 清水寺では建築物の美しさや舞台からの眺めの素晴らしさが気に入ったらしく、非常に喜び、また門前のみやげ物店では人形や陶器、飾り物などを興味深げに見入っていました。二条城でもやはり日本建築や広々とした庭園の美しさに驚き、西本願寺ではその木造建築の立派さや伝統に感心していました。彼らにとって、それら日本の風景はとても新鮮で感銘的なものだったようです。私達がアメリカに行った時も日本風の建物や日本庭園を見かけることは皆無でした。次に天保山ですが、そこでは海遊館を訪れ、スキューバダイビングが大好きという2人はゆっくりと存分に水族館を楽しんでいました。物価の高い日本ですが、彼らはその入場料の2千円は充分価値があると言っていました。なお、当初から彼らはホテルよりも一般の家庭に滞在したかったらしく、私の家での滞在で、日本食やふとんも満喫していました。

 滞在中もてなそうと気を遣うなど結構大変でしたが、こちらも色々と勉強になり、また楽しく有意義なものでした。こういう交流があるというのもやはりGSEの素晴らしさの一つに違いありません。

 皆さんどうも有難うございました。

 

青少年交換学生報告書A

柏本 枝里子

 こんにちは。いよいよ本格的な冬に突入ということで、寒い日々が続いていると思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

 私は現在、タイ3350地区に長期留学中の富田林ロータリークラブの柏本枝里子と申します。

 タイでの生活が始まりまして、もうすでに4カ月が過ぎました。こちらでの生活は日々とても充実しており、これまでの4カ月は瞬く間に経過し、私も慣れ親しんだ1st. Hostを離れ、2nd. に移りました。

 大変遅くなりましたが、タイの第一印象をはじめ、こちらでの生活の様子を簡単ではありますが、ご報告申し上げたいと思います。

 タイには8月5日(土)に到着いたしました。真夏の日本からやって来たにも関わらず、タイの暑さには耐え難いものがありました。日本の暑さとはまた違ったタイの暑さに慣れるのには、しばし時間を要することになりました。私が想像していたよりも、タイ・バンコクの熱気と活気、そして車の量と排気ガスの多さに圧倒される日々が続きました。ご承知の通り、バンコクの車の量の多さに比例して排気ガスの量も多く、車の交通量の多い道路付近では、空気がくすんでおり、あまりの臭いにハンカチなどで口や鼻を覆っている人の姿をよく見かけます。実際私自身も、バンコクの空気の汚さに、目や鼻のかゆみに悩まされております。

 タイには日本の物が本当に沢山あります。初日、空港からホストファミリーの家へ向かう車の窓から見て驚いたことは、まず日本車の多さでした。街中を走る車を見ていると、日本の街中とほとんど変わらず、異国にいるという気がしないほどでした。次に驚いたことは、バンコク市内に伊勢丹デパートやそごうがあることは、先輩から聞いて知っていましたが、まさかジャスコがあるとは思いませんでした。セブンイレブンやファミリーマート、ampmなどのコンビニエンスストアがいたるところにあり、日本企業の大きさを物語っておりました。

 また、自分が異国にいるんだと痛感したのは、空港での入国手続きの際に、見受けられる看板に日本語表示がなく、少し手まどった事。家でのホストとの会話も、日本語でない為にスムーズにいかない事でした。

 しかし、こういった違いにも少しずつ慣れ始めると、今度は文化や生活習慣の違いから、苦労することが少しずつ出てきました。まず最初にぶち当たった壁は、言葉の壁でした。タイ語はもとより、英語も話せない私は、ホストファミリーを初め、カウンセラーやロータリー関係の方々、学校の先生やクラスメイトとのコミュニケーションにはとても苦労いたしました。言葉が話せないということで、苦労と共にとても大きな不安もありました。例えば、一人でバスに乗った時、タイのバスにはバス停のアナウンスがない為、自分自身で車掌に行き先を告げなければならなく、タイ語の発音に自信のない私は、その一言を言うのにとても緊張し、「もし通じなかったらどうしよう」という不安が常にありました。学校の校内アナウンスによる業務連絡も当然タイ語で、それが理解できない為、一日のスケジュールが把握できないこともあります。生徒数約4,000人のこの学校は、その生徒数に比例して、校内がとても広く、毎時間教室を移動する為、学校全体を把握するのに約1カ月かかり、それまでの間は数回迷子になるほどでした。周りの子の協力もあり、今ではこの広い校内を自由に行き来できるようになりました。言葉は通じなくとも、クラスメイトと何とかコミュニケーションを計ろうと頑張っているのですが、それに必要な相手の名前がどうしても覚えられないのです。例え一人の名前を覚えても、発音が少し違うだけで、本人ではなくなってしまうのです。私はタイに出発する直前、髪の毛を短くカットしました。ところが、この学校はショートカットヘアが禁止だったらしく、何も知らなかった私は、先生に会う度にタイ語で注意を受けました。しかし、短くカットしてしまった髪はどうすることもできず、日本の学校にはない校則に惑うばかりでした。

 水田ガバナー様は、タイ料理に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?多くの方々は「辛い」というイメージを持っているようで、実際私も出発前にタイに行く旨を伝えますと、「辛い料理食べられる?」と聞かれました。

 しかし、辛い料理ばかりでなく、タイ料理はバラエティに富んでおり、甘い物から辛い物まであり、日々食生活を楽しんでおります。そして、真夏の王国タイにふさわしく、様々な果物が一年中手頃な値段で簡単に手に入ります。日本でとても高価な果物として知られている“ドリアン”ですが、タイではとても安く手軽に食べられます。私も一度食べましたが、さすが果物の王様と呼ばれるだけあり、味はとてもよかったのですが、臭いは何とも表現しづらいものでした。日本にいる頃は、缶詰めかカットされたパイナップルしか食べたことがなかったのですが、こちらに来て初めて葉と皮付きのパイナップルが普通にスーパーマーケットの店頭に並んでいるのを見た時は、とても驚きました。またそれをとても鮮やかにカットしていくHost Motherの手付きにも驚かされました。日本では果物を食べることが少なかった私ですが、タイに来て果物の美味しさに目覚めてしまいました。

 こちらに着いてすぐ、Host Motherが教えてくれたことがあります。それはタイが“微笑みの国”と呼ばれている理由です。シャカの教えに基づき、タイ国民は常に笑顔を絶やさず、どんな事に対しても優しく接してくれます。そんな心温かい優しい笑顔に囲まれて、毎日元気に生活しております。

 簡単ではありますが、以上をもちまして私の報告といたします。

平成12年12月10日

 

ROTEXと長期受入学生との交流会

青少年交換委員

加藤 彰宏(和歌山)

 今年度長期受入学生として当地区で受入している学生とROTEXメンバーとの交流会を秋晴れの大阪城にて、ROTEXの皆さんのお世話で開催されました。現在当地区内のクラブにホストをお願いしている長期受け入れ学生22名のうち19名が参加いたしました。また、ROTEXの皆さんは、学校等で忙しいなか7名がお世話していただきました。久しぶりに長期受入学生が一同に集まり、いろいろな話をしながら、ROTEXの皆さんが先導されて、紅葉のきれいな大阪城を探索いたしました。当日は、たくさんの人々が大阪城を訪れておりました。特に、今年度ROTEXのお世話を頂いている林美希さんにはいろいろお世話になりました。また、各学生の帰路についても、ROTEXがいろいろお世話いただき、無事、終了いたしました。次回、場所を考えて開催いたしますので、ご協力をお願いいたします。

2000年11月23日

 

和歌山中ロータリークラブ15周年

和歌山中ロータリークラブ

会 長 奥村 典生

創立15周年記念事業

実行委員長 八瀬 善郎

 先日はご多忙中にもかかわらず、当クラブ創立15周年記念特別例会、並びに懇親会にご臨席を賜り、誠に有難うございました。

 今回は、海外の姉妹クラブからの参加者が総勢34名に上り、彼等との国際交流を重視した結果、運営上多々お気付きの点があったかと存じますが、どうかご容赦の程、よろしくお願い申し上げます。

 お陰様で、国際交流、国際奉仕活動の面では、大きな成果を挙げることが出来たと考えております。

 まず、幸いにも、ご依頼頂いておりました、水田ガバナー様、河合地区代表幹事様と、サイパン・ロータリークラブのデニス・ヨシモト・ガバナー補佐との打ち合わせが実現出来ましたこと、また、当クラブの親クラブであります和歌山東南ロータリークラブと、当クラブの姉妹クラブでありますサンペドロ・ロータリークラブの子クラブであるカブヤオ・ロータリークラブとが、今回の来日を機に、WCSプロジェクト推進の覚書き調印までこぎつけたこと、そして何よりも、私たちが感動したのは、私達との交流を介して、これまで人種的な要因もあり、比較的疎遠であった、サイパン・ロータリークラブとサンペドロ・ロータリークラブの会員・夫人同士が、より親密で、且つ将来に繋がるような国際交流を実現出来たこと等でございます。 

 さらに、式典に先立つ数日間、サンペドロ・ロータリークラブ会員並びに私達が、記念事業の一環として招待した、サンペドロ市デイケアセンター(貧困家庭の3〜7才児童への教育養護センター)教員1名、市福祉職員1名の一行は、和歌山市内の愛徳整肢園、労災病院、ナザレ幼稚園、安原幼稚園を訪問し、社会福祉の現場を研修すると共に、日本の幼稚園児達との国際親善を大いに図ることが出来ました。特に、両幼稚園では、園児達が英語で一行に挨拶するなど、姉妹クラブ一行の訪問が園児たちの国際交流感覚や英語学習意欲を刺激した結果だと思っております。

 まさに、姉妹クラブとのWCSプロジェクトが、決して日本側からの一方通行ではなく、私達の地域社会に対しても大きな波及効果をもたらしている一例だと考えます。

 以上、御礼方々活動のご報告となりましたが、今後共ご指導の程よろしくお願い申し上げますとともに、水田ガバナー様のご健勝と、益々のご発展を御祈念申し上げます。

《ご参考》姉妹クラブ他、主な参加者氏名

サイパン・ロータリークラブ会長 ハーミー・ケーハ夫妻、RI第2750地区 ガバナー補佐 デニス・ヨシモト夫妻、フィリピン サンペドロ・ロータリークラブ会長 マリオ・トレーハ夫妻、RI第3820地区 直前ガバナー ラファエル・タントゥーコ、RI第3820地区 ガバナー チト・レクトー夫妻、RI第3820地区 ガバナーエレクト ジミー・ハオ夫妻、フィリピン カブヤオ・ロータリークラブ初代会長 ダニーロ・バティーノ

 

ロータリーセンターの「パイオニア地区」に指定される

 国際ロータリーが新世紀に推進する最も意義深く、革新的な活動の一つとなる国際問題研究のためのロータリー・センターを設立し、21世紀最も大きな課題である、世界平和と世界の問題解決のため新しい指導者を育てるプログラムであります。

 この課題推進のため、世界で下記の大学で毎年奨学生を2年間、平和及び紛争解決の手段について勉学するという21世紀には不可欠で有意義なプログラムです。

 日本ではすでに、奨学生を支援するため当地区を含め11地区が「パイオニア地区」として登録されています。「パイオニア地区」は地区財団活動資金(DDF)から2年間で5万ドルを負担することとなります。

 この度、当地区が「パイオニア地区」に登録された旨の証が送付されましたのでご覧下さい。

1. パリ政治学院  (10名)
2. 国際基督教大学(日本)  (10名)
3. クイーンズランド大学 (10名)
4. ブラッドフォード大学 (10名)
5. デューク大学 ( 5名)
6. ノースカロライナ大学チャペルヒル校 ( 5名)
7. カリフォルニア大学バークレイ校 (10名)
8. サルバドール大学 (10名)
計70名

 

 

クラブだより

橋本ロータリー

 橋本ロータリークラブでは、近年新入会員が増加しつつあり、広報活動は対外的広報のみに留まらず、会員に対してもロータリークラブの理念を正しく理解し積極的に奉仕活動に参画する様に呼び掛ける必要性がたかまり、週報や例会において国際ロータリーの活動の実態を紹介し会員に関心と理解を喚起する様に努めています。

 この度11月のロータリー財団月間に先立ち、当クラブの喜多啓允会員をネパールの岩村記念病院建設現場視察に派遣し、カトマンズの同病院事務所を訪問し、ラビチャンドラ責任者と面会して橋本ロータリークラブのバナーを寄贈し、ロータリー財団活動に対し世界でも最重度の貢献度を持つ第2640地区の存在をアピールして参りました。

 登山家である同会員はその後念願であったヒマラヤ連峰のイムジャテエ峰の登頂に成功し、この程無事帰還いたしました。岩村記念病院の多くの写真や、現地での交歓の体験を今後数回に亘る卓話で会員に伝え、ロータリー財団の活動をより身近なものとして実感できる一助としたいと考えています。

 11月3日発行の『紀ノ川トークニュース』の別刷り数部と、岩村記念病院での写真数様を同封させていただきますのでご高覧いただければ幸甚に存じます。

 今後私達は、対外的、対内的両面に亘る有意義な広報活動を展開するよう努力を続ける所存であります。よろしくご指導賜りますようお願い申し上げます。

新宮ロータリー

環境美化に一役

新宮市内を流れる「市田川」の河川敷に花の種を蒔く

幹事 尾崎 幸雄

 第2640地区新宮ロータリークラブ(向井一雄会長)は社会奉仕事業として、地域の環境美化を目的に、市内を流れる市田川(いちだがわ)の河川敷200平米に花の種を蒔いた。

 11月19日(日)会員と家族50余名が参加して、一面の雑草を取り除いた後、混合種(12種)を蒔いた。快晴に恵まれ、2時間半で作業を終えたが、例会として一緒に汗を流したのは7年ぶりで、親睦を深めながら環境美化に協力でき、マスコミも大きく報道した。

 河川敷は約3200平米あり、市民運動としてボランティアによる花いっぱい運動を展開する計画で、新宮ロータリークラブが先陣をきる形で作業を行ったのである。

 市田川は生活排水などにより汚れているが、熊野川より導水して浄化をはかっており、来春には美しい花が咲き、水質浄化への市民の意識が高まるものと期待されている。

泉南ロータリー

男里川干潟清掃の実施

 去る平成12年11月12日(日)大阪湾で唯一残されている「男里川干潟」の清掃を、地元泉南高校の田中正視先生ご指導のもと、実施いたしました。

 当地では、絶滅を危惧されている「ハクセンシオマネキ」という貴重な「カニ」の他、貴重な動植物が生息しています。これらを保護、育成するために泉南ロータリークラブでは今後も定期的に清掃活動を実施していきたいと考えています。

 また、当日は、泉南市の広報やポスター等によって呼びかけをした結果、小学生を始め、一般の地域住民の方々に、多数参加していただき、地域住民とロータリアンのふれあいという点においても実に有意義であったと思います。

岸和田ロータリー

市内の専門生・中学2年対象に職場体験を受入れ

関西国際空港ロータリー

関空駅伝大会に於ける

関空ロータリークラブの役割

社会奉仕委員長 藤木 暉久

 去る10月28日(土)第7回関空駅伝大会が関空島内ポートターミナル周辺及び護岸沿いコースで開催されました。この大会には当日の悪天候にもかわわらず実に61チームが参加し、健脚を競い健康・体力増進と職場間の親睦を図り、又会場では模擬店も開かれ盛大のうち無事終了しました。

 関空ロータリークラブはその地域性に鑑みこの大会に協賛し職業奉仕委員会と社会奉仕委員会との共同で継続的に駅伝タオルを寄贈しております。更に社会奉仕委員会といたしましても本年度初の試みとして関空島内で働く人々と、その近隣市町の人々との交流、親睦の機会をつくり、地域に密着した国際空港への理解を深めてもらうために役立てばと考え、泉佐野市、熊取町在市町のスポーツ愛好家に参加チームを募ったところ幸い泉佐野市から1チームですがエントリーしてくれました。これをきっかけに次年度からも参加チームの輪を拡げ大会の隆盛と関空島内で勤務する人々と近隣市町の人々の健康、交流、親睦、国際空港への理解の促進に役立てばと考えております。今後共、関空島内に在するクラブの特色の出せる活動が継続され地域社会に奉仕が出来ればと思います。

堺東ロータリー

一日体験講座

社会奉仕委員長 中村 清嗣

 昨年度から始まった当クラブ主催の「一日体験講座」に、堺市立保健部会の先生方から特別養護老人ホームの見学、介護講和の要望があり、10月26日(木)午後2時〜4時まで先生方11名、ロータリアン10名の参加で実施されました。見学、講和のあとの討論会では活発な発言で時間が超過するほど盛り上がり、今後の課題等、ロータリアンとしての勉強会ともなりました。

 

公式訪問よもやま話

公式訪問を終えて

 成川直前ガバナー所属の有田ロータリークラブを7月13日に訪問し、公式訪問が始まりました。緊張の高まるなか訪問を始めましたが、一人のベテランロータリアンに恐らく見抜かれたか、着席すると同時に「気楽にやれよ」と励まされ、何となく気分が楽になりスタートを切りました。ロータリアンの友情に深く感謝し忘れ得ません。お陰で去る12月15日75クラブすべての訪問を終えさせていただきました。地区内何処のクラブに行っても皆様の友情に支えていただき緊張も続きましたが、公式訪問の楽しさを覚えガバナー冥利を感じました。

 特に会長・幹事懇談会及びクラブ協議会での皆様との対話は、私にとって素晴らしい知識を与えていただき楽しさのなかこの上ない勉強になりました。本当に有り難うございました。各クラブは、少しづつ運営の方法に違いがみられますが、それぞれクラブの雰囲気に特徴が現れ、奉仕活動に励んでおられるのが嬉しく感じられました。

 それぞれのクラブで、私は会員増強・退会防止、女性会員の増強、職業奉仕、活動プログラム、社会奉仕、青少年育成、ロータリー財団、米山記念奨学会等について、地域社会との連帯につとめ活動をお願いして参りましたが、ご理解いただき素晴らしい活動に取り組んでいただいているクラブがつぎつぎ現れてきていることに感銘をうけ、感謝しております。

 各クラブでは、拍手と握手で歓迎をしていただき、なかには「だんじり囃子」で又「歓迎の歌」で、いろいろと趣向を凝らしていただき有り難うございました。厚くお礼申し上げます。

 会員増強・退会防止をはじめとした、すべての奉仕活動に積極的に取り組まれ数多くの感動を覚えて下さい。

 最後に事務局職員の皆様方のご苦労に対しても深く感謝を申し上げます。