職業奉仕月間によせて

地区職業奉仕部門カウンセラー

パストガバナー  堤 啓治

 「手続要覧」では次の五項目の奉仕活動が明記されている。「就職相談」「職業指導」「職業情報」「職業活動表彰」「ロータリーボランティアー」とあります。地区におきましては、「職業奉仕」「ロータリーボランティアー」の二委員会が設置されています。各クラブにおきましては青少年の「体験学習」の奉仕活動が実施されています。将来社会人として活躍される青少年に職業指導・職業情報を提供に非常に役立っています。

 近年我が国においては非ロータリー的な事件が頻発しています。雪印乳業・三菱自動車工業等の様に消費者を無視した経営が発覚しました。経営者がロータリアンでなかったが、非常に嘆かわしいことだと思います。

 ロータリアンは「四つのテスト」「網領」の実践を「個人生活」「職業生活」「社会生活」に奉仕の理想の適用に日夜努力しています。然し日本は勿論のこと世界の先進国において大きな変革が起っています。この変革を充分計算に入れ将来の経営戦略を立て職業奉仕に努めなければならないと考えます。8月5日(土)にクラブの職業奉仕委員長75人が集いこの「変革」について話合いがありました。テーマは「IT革命」です。「IT」とは「Information Technology」「情報通信技術」のことです。

 「革命」とは生活形態に大きな変化が来すことです。我が国の近代史の中で二つの大きな変革の歴史があります。一つは「明治維新」今一つは昭和20年の「終戦」です。

 「IT革命」の最終目標はインターネットを使って「流通経費」を0とすることです。新しい職業も生れるだろうし、又反対に消えて行く職業も出来るだろうと予想されます。

 2000年度世界長者番付を見ますと、

1位、ビル ゲイツ(マイクロソフト会長)

$600億(6兆円)で6年間トップの座におります。

8位に日本の孫正義(ソフトバンク社長)

$194億(2兆円足らず)

上記2人は40才代前半の若い人達です。

 我が国においては会社員であるが会社に出勤しないで「在宅勤務」の方が既に40万人とのことです。将に「IT革命」の進行中です。

 前年度ラビツアーRI会長が言われました。「進んで変革と成長に応ずる心と能力が求められる世紀となるだろう」

 職業人ロータリアンは現職に精励されることは勿論ですが、此の変革を充分に考慮の上将来の経営戦略を立てられ職業奉仕活動をなされることを祈念いたします。

 

 

米山月間によせて

米山記念奨学会地区担当理事

米山記念奨学会部門カウンセラー

パストガバナー  大丸 昌譲

 (財)ロータリー米山記念奨学会は日本全ロータリアンの支持により世界各国より勉学又は研究のため来日し、わが国の教育機関、研究所に在籍する外国人留学生に奨学金を支給して今日に至って居りますことはご存じのとおりであります。日本で1920年に東京クラブが米山梅吉氏によって創立され、わが国のロータリーの発展に尽力されましたが1946年に逝去されました。東京ロータリークラブでは、1953年、米山梅吉氏を記念するため、アジアのロータリークラブが所在する国から日本に留学する留学生を支援するため基金を設定し、これを「米山基金」と名付けました。その後、東京ロータリークラブから離れ、1957年以後、全国ロータリアンの共同事業に発展し1967年には文部省から財団法人の許可を受けて、今日の「(財)ロータリー米山記念奨学会」となりました。初めは特に東南アジアの留学生を対象として居りましたが、その後、日本の国際的地位向上にともない、幾多の変遷を経て現在では世界各地域よりの外国人留学生に対し奨学金を支給し、彼等の留学の目的達成のための援助をするとともに、ロータリーの理想とする国際親善に寄与することとなりました。前年度は第2640地区のロータリアンの皆様の温かいご支援で経済環境の大変厳しい中にもかかわりませず、1999〜2000年度におきましては地区寄付総額87,587,900円に達し、一人当り平均寄付24,176円となりました。前年度に引き続き全国34地区で第2位のご協力を頂きました。心より深く感謝申し上げます。

 10月は米山月間でございます。各クラブ米山奨学委員会におかれましては、会員の皆様に米山奨学事業の歴史、目的及び意義などの情報の提供と米山奨学生を招いての卓話、ビデオ上映等企画され米山奨学会事業のご理解を深めて頂きたいと存じます。

 

 当地区の2000年度、奨学生数は以下の通りです。

       Y奨学生    CY奨学生    総 計

新  規    22名      1名

継  続    16名               39名

 

 因みに(財)ロータリー米山記念奨学会2000(H12)年度、奨学生は以下の通りです。

Y奨学生      1,025名

CY奨学生       43名

SY奨学生       32名

合計        1,100名

 

 2640地区、各クラブ、各会員の今後のご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。

 

岸和田だんじり祭

岸和田だんじり祭(9/14・9/15)に水田博史ガバナーが、6ヶ国の交換留学生15人を招きだんじり曳行などを経験してもらいました

写真を見るにはここをクリックする

 

 

クラブだより

高石ロータリー

財団奨学生 例会招待の行事

 98〜99マルチイヤー2年奨学生「日高直美さん」が8月22日の当クラブの例会に招待致しました。9月から学校が始まる前に一時帰国しています。前回よりもパワーアップした声量で会員を魅了しておりました。

 留学地ドイツでもがんばっている様子で大学のプロジェクト・オペラで全10回の公演のうち主役を初回から6回も演じたそうです。

 世界にはばたいて行く姿を見て、感動を皆で共有出来る事はすばらしい事だと考えております。

納涼家族会

 7月26日、当クラブ恒例の納涼家族会を開催致しました。今年度は、姉妹提携しているロミタ市より交換学生13名引率2名計15名の人達を迎え楽しい夕べを過ごす事が出来ました。(親睦委員会)

青少年長期交換学生の記事原稿

 今年度、青少年長期交換学生の「エリカ・ヒルさん」が例会に出席されました。エリカさんは8月20日に関西国際空港へ到着し、ホストファミリーの西山さんご家族と共に出迎えました。

 例会では緊張した面持ちでしたが覚えたての日本語でスピーチをして会員の拍手喝采を浴びておりました。

 クラブではこの一年間暖かく見守って行きたいと考えています。

 

和歌山北ロータリー

社会を明るくする運動で法務大臣表彰を受ける

 和歌山北ロータリークラブは、7月24日、和歌山刑務所に於て、法務省が提唱する「社会を明るくする運動」の一環として法務大臣表彰を受けました。

 当クラブは、社会奉仕活動の一環として、1985年以降和歌山刑務所に書籍の寄贈をはじめ、刑務所の行事(盆踊り・矯正展等)に参加、1986年には所内に「和歌山北ロータリー文庫」を設置し、文庫充実の為書籍の寄贈を続けています。(現在1820冊)

 1986.6.10 和歌山刑務所長表彰

 1995.3.4 和歌山刑務所長表彰

 1997.7.1 大阪矯正管区長表彰

 そして今回、『法務大臣表彰』を頂く事となりました。今年8月2日の盆踊り大会では、1998年、クラブ創立20周年記念事業の一環として贈った120着の浴衣で楽しそうに踊っている姿を見て心休まる思いが致しました。今回の受賞を励みに今後共、被収容者の更正の一助として、書籍の寄贈、行事への参加を続けたいと思っております。

以上

羽衣ロータリー

ロミタの交換留学生を迎えて納涼家族例会

 今年も羽衣RCが拠点にしている高石市が、姉妹提携しているCALIFORNIAは、LOMITA市から、総勢12名、高石市を訪問され、7月27日の夜は、羽衣RC主催の歓迎会が盛大に行われた。丁度夏祭りシーズンの事もあり、地元の若人がハッピ姿で、太鼓を叩き、笛を吹きながら、お祭り気分を遠来のGUESTに楽しんでもらうべく、孤軍奮闘してくれた。さすが、アメリカ人、心が通じたのか演技の途中で舞台に飛び出し、踊りだす者もいて、国際理解と日米親善に貢献出来たと思う。

 時代の流れもあり、年々海外との交流が盛んになり、特に若人が中心となって、お国自慢を披露しながら、時には意見を交換しあい、明日の世界平和作りへと、努力する事は、何事にも変えがたいものがある。交通機関の発達のお陰で世界は狭くなったというものの、まだまだ我々には見えて来ない世界もある。アメリカ一辺倒だけではなく、色々な国々の人々との交流を通じて、お互いの立場を認識しながら、共存共栄して行くことが大切である。そういう機会は、ロータリアンなら作る事が出来る。奇しくも今年のガバナー年度のテーマは、『地域社会の人々と共に行動しよう』である。地域社会の人々を、世界へと導こうではないか、行動なしに、勝利の女神のほほ笑みは勝ち取れるものではない。ロータリアンよ、頑張ろう。汗水を流そうではないか。明日の平和のために。

御坊南ロータリー

御坊南RCが花火2万円分みはま養護学校盆踊りに寄贈

 みはま養護学校重心教室のボン踊り、花火大会は23日午後6時から和歌山病棟前の広場で開催。御坊南ロータリークラブ(岸田好雄会長)が大会に参加し、花火3万円分を寄贈した。

 花火の寄贈は毎年の恒例で、ことしも岸田会長をはじめ5人が参加。手渡した岸田会長は「喜んでもらえてうれしい」と話している。大会には約3百人が参加。学校職員が仮装してダンスを踊ったり、保護者がわた菓子を振る舞うなどのしたあと、お待ちかねの花火を打ち上げて、楽しく過ごした。

岸和田東ロータリー

和泉高校ブラスバンドと交流

 青少年奉仕月間の9月8日、水田ガバナー始め西野会長、雪本幹事、そして会長を歴任されたかたがたを含め、多くの会員が校長、教頭に迎えられ、大阪府立和泉高等学校を訪れた。

 当クラブでは今年の青少年奉仕の一つとして、和泉高校のブラスバンドクラブに支援することを決定していた。吹奏楽を地域のかたがたに楽しんでいただくため、常々各所に訪問しているとも聞き及び、ささやかながら力になれればいいとのご縁であった。

 生徒達は私達の気持ちに、ミニコンサートを開催して音でお礼の気持ちを伝えたいというものであった。

 窓外は岸和田祭りの近づきを感じさせるエネルギーに満ち溢れ、教室ではリズミカルな音の流れの中に、ロータリアンと学生の心が、がっちり歯車のように結びついたように感じられた。

堺ロータリー(川柳同好会)

五十周年記念・川柳募集

 当クラブは平成13年2月16日創立50周年を迎えます。これを記念して地区の皆様から川柳を募集する事になりました。奮ってご投句をお願い致します。

投句者  第2640地区の会員ならびにご家族の方々

課 題  「五十年」

選 者  (財)全日本川柳協会常任幹事

        梶川雄次郎(堺RC)

投句方法 はがきに一人壱句以内

       クラブ名・氏名をお書き下さい。

郵送先  590−0985 堺市戎島町4−45−1

       リーガロイヤルホテル堺8F

       堺ロータリークラブ・川柳同好会

      TEL 0722−38−3250 FAX 0722−32−3711

締め切り 平成12年12月末日

入選発表 入選句をガバナー月信に掲載いたします。

 

公式訪問よもやま話

  「今日現在の会員数は19名です。私は、クラブ会長の柏井です。」と、どことなく寂しげにお答え下さったのは打田ロータリークラブです。若い会員さんと5名の女性会員で頑張ってくれています。活動も米山奨学生のカウンセラーや長期交換学生の受け入れに協力してくれていますし、地元の河川に鯉を放流する事業を支援し喜ばれています。又、増強には特に力を入れてくれる様で安心しました。二度目の会長さん、元会長の岩田幹事さん、元会長の児玉エレクトさん達が努力されています「いつもクラブ協議会は、総会の様なものです」とおっしゃっていました。少人数のクラブですが、家族的で、楽しく、明るく運営されている姿を見せていただき「打田ロータリーがんばれ!」とつぶやいた次第です。

 今日現在の会員数は89名です。久保会長が率いる岸和田ロータリークラブです。会員数100名を目標にしています!迫力あるおことばに感動を覚えました。ガバナー コ・ホストクラブとして暖かく見守って下さっているクラブです。

 色々なクラブを訪問させて頂き大変勉強になっています。