2000〜2001年度
ガバナー事務所終焉の日

地区代表幹事 河合 利晴
 2001年6月29日、まだ梅雨は明けきらぬ、朝から蒸し暑い曇天である。今日は静かに終われるよう祈っているが期待できるか?1999年8月オープンしたこの事務所も2年近く勤めると懐かしい事務所である。この2年近く勤務していただいた2人のお嬢さんに先ず感謝の気持ちを伝えたい。山口可奈さん、山口会員の英語堪能なお嬢さん。RIやタスクフォースから生の英語で通達が流れてくる、回答も英語で返す時代です。大いに助かりました。亀岡事務所からお願いを重ねてきていただいたもう一人の戦力、後藤弘美さん、このお嬢さんが居なかったら代表幹事は勤まらなかったと思います。
 こんな体制の中でガバナーを支えて下さった副代表幹事の岩出正次さん、ガバナー訪問のほとんどのクラブにガバナーと一緒に地区内を回っていただきました。こんな有り難いことはありません。本当にありがとうございました。それに地区幹事の皆様らは自クラブの25周年、地区大会、各地区委員会の設営、受け付けと多忙な中任務を果たしていただきましてありがとうございました。
 更に地区内におられます多くの友人諸氏のおかげで余り大過なく今日を迎えることができました。ありがとうございました。
 最後になりましたが、パストガバナーの皆さん方からはその博識と経験から貴重なご指導を賜りましてありがとうございました。
 さてこの最後の日、はたして多忙な日でありました。その出来事を列挙しますと、

・GSE三軒委員長さまから報告書の見積もりがFAXで送られてきました。金額が大きいためガバナー帰国後に検討する旨回答した。
・堺東南RC、IACの創立について申請書作りに奔走、定刻までに日本サービスセンターに送付、間に合った。
・財団学友の冊子「がくゆう」の作成について川端委員長に電話、予算の目安について依頼。
・大阪府、カリフォルニア高校交流について、心斎橋ホテルに出向、フェアウェルパーティで挨拶。

 やはり、最後の日は忙しかった、行き届かない代表幹事で申し訳ありませんでした。

 

ジャパンナイト開催

 我々2640地区のロータリアンとその家族は開会式の感激のさめぬまにアダムスマークHにて当日の夜「ジャパンナイト」を開催いたしました。激務をほとんど済まされてリラックスのご様子の水田ガバナー、これから大役を引き受けられる緊張感あふれる前田エレクトのご挨拶の後、亀岡パストガバナーの乾杯で和やかな食事会が始まりました。ここではワインを飲みながらマリアッチの演奏に耳を傾けるもの、ご馳走を食べながら旧友を暖める人達、異国での楽しいひとときを過ごされたように感じました。お開きとして「手に手つないで」を輪になって合唱し、来年元気にバルセロナ大会で再会できることを願って解散いたしました。最後になりましたが今回の地区ツアーのお世話をいただき、特にジャパンナイトの設営にご尽力いただいた日通旅行スタッフの方々にお礼を申し上げます。
以上

 

松原高等学校インターアクトクラブ
認証状伝達式

社会奉仕委員会委員長 吉田 春己(松原中)

雑誌広報委員会 新免 俊和(松原中)

 松原中ロータリークラブがインターアクトクラブを提唱し、創立総会、認証状伝達式に至るまでには水田ガバナーをはじめ地区の担当の方々には、ご指導を賜りありがとうございました。又、クラブメンバー及び学校関係者の皆様にはインターアクトクラブに対し深くご理解をいただき、生徒達が主体で会場設営から司会進行まで認証状伝達式を13年6月2日(土)に挙行することができました。

 

堺ロータリークラブ
クラブ創立50周年記念式典

広報委員会委員長 潮田 豊治(堺)

 1951年2月16日大阪RCをスポンサークラブとして日本で54番目に堺ロータリークラブが誕生致しました。
 本年2月16日に創立50周年記念式典をリーガロイヤルホテル堺で挙げることが出来ました。堺市長を初め地区ガバナー、パストガバナー、スポンサークラブ及び関係RC会長等々、又姉妹クラブの台中東南扶輪社国内友好クラブの金沢RCからも多数出席を賜り、来賓からの御祝辞を頂戴し祝電も多数頂き盛大な祝典を挙げることが出来ました。
 50年間に堺市にも次々とRCが出来、現在は14RCとなりました。当クラブも子クラブ8、孫クラブ13誕生させることが出来、又地区ガバナーに当クラブから4人選出され夫々立派な業績を残されました。社会奉仕の主なるものは1956年に5周年を記念し植樹したフェニックスが見事に成長し、日本道路百選に選ばれました。又1992年鉢が峯青少年キャンプ場整備に1995年の阪神大震災には東灘RCに協力し炊き出しに復興にと夫々一千万円寄贈し1998年台中大地震には会長幹事等が御見舞金を持って台中東南扶輪社に参上致しました。今年は創立50周年を記念し堺市中央図書館にデジタルライブラリーシステムを設置するのに一千万円寄贈することにし、堺市長に目録を贈呈致しました。
 当クラブは会員102名常に地区第一位です。今後研修努力し、先輩クラブの名に恥じないよう精進して参ります。
(以上)

 

ロータリークラブ鳥取県西部地震義援金事業
「地震予知研究・温泉ネットワーク」

ガバナー会議  長 指田 勢郎
国際ロータリー第2690地区ガバナー 藤原 章夫

 昨年10月6日の鳥取県西部地震につきましては各地区より多大の義援金のご協力を頂き衷心より御礼申し上げます。
 お陰を持ちまして、25地区と6ロータリークラブより金4,900万円也のご浄財を頂き(2640地区100万円)、その活用方法につきましては、種々検討致しました結果、行政サイドのご理解ご協力もあり、標記事業に決定させて頂きましたので、ここにご報告致します。この事業が継続事業として所期の目的であります「地震短期予知研究」に多大な貢献を果たされる事を確信致し、ロータリアン諸兄に感謝申し上げ、ロータリークラブ愈々のご発展をお祈り致します。

「地震予知研究・温泉ネットワーク」

☆目 的

 鳥取県西部地震をはじめ、山陰地方は大地震が多く発生し、今後も西日本が活動期になったことから地震の発生が予測される。この地域で、地震予知研究、特に短期予知の観測研究を実施して、日本の地震予知研究の進展と地域社会への貢献を果たすことを目的とする。周密な地震予知観測研究は、東海地域以外日本での取り組みの例はなく、ここでの成果は地震短期予知研究に大きな貢献をすることが期待できる。

☆実施計画

 短期地震予知を行うために、山陰地域の温泉での観測を実施し、地震前後の現象を研究し、地域社会へ観測・解析データを公表する。計画は当面4年計画とする。

観測年次計画

平成13年度      観測点選定、地下構造調査などを実施し、観測点を設置する。
平成14年度 観測点の設置、及び解析データの公表、研究成果の発表
平成15年度 観測継続、解析研究、及び解析データの公表、研究成果の発表
平成16年度 観測継続、解析研究、及び解析データの公表、研究成果の発表
研究の総括(観測・研究の継続についての検討)

 

 

ロータリー財団奨学生からの手紙

川口 真佐代

皆様、お元気でしょうか?私は元気です。こちらオーストラリアへ来て、今日でちょうど一年が経ちました。今回はこの一年間の報告を兼ねて手紙を出させて頂いています。実際に大学院で勉学を開始したのは7月18日ですので、一年間の結果報告としては少し早いのですが…。
 現在、オーストラリアのニューイングランド大学の植物バイオテクノロジー研究室で研究しています。私はMaster of Science というコースをとっており、100%リサーチのコースです。ただ、初めの学期は、英語の勉強も兼ねて園芸学と統計学入門の授業をとりました。今学期は何の授業もとっておらず、研究だけに専念しています。
 Literature Review はほとんど書き終わりましたが、研究の方はまだ仮実験です。研究のタイトルは
" Establishment of grafting system and investigation
of graft incompatibility of Sturt's Desert Pea " です。Sturt's Desert Peaとはオーストラリア固有の植物で、日本へもかなりの量が輸出されている観賞用の植物です。来学期は再び何かの授業をとるつもりです。
 こちらのロータリークラブへは4回ほど顔を出しました。そのうちの一回はスピーチ?というより質問攻めにあいました。奨学金の方も2年間のうちに4回に分けて支払われるということでしたが、2回すでに受けとっています。
 今のところ何のトラブルもなく、楽しく留学生活を過ごしております。先日、引っ越しました。新しい住所は下記のとおりです。
Wright Village flat 30 UNE. Armidale. NSW2351 Australia
 学生寮は居心地よく、友達もできやすいという良い環境でしたが、料金がちょっと高すぎて…。今度引っ越したフラットは食費を含めても寮の半額くらいに抑えることができ非常に経済的です。予期していたよりフラット生活は快適で、近所の人たちも親切です。また気持ちを新たにして、残り半分の留学生活を楽しむつもりです。
 それでは、今後ともよろしくお願いします。

堺北ロータリークラブ 
A-z-e scholar
2000-2001年度 
川口 真佐代

 

2001年度新規米山記念奨学生
オリエンテーション

王  建

ロータリアン 謝謝

(一人の奨学生の感想)

 こんにちは、私は泉南ロータリークラブにお世話になっている奨学生王建と申します。現在大阪府立大学院博士課程を勉強しています。
 私は日本での勉強生活が7年に入った。その間にいろいろな出来事を経験し、いろいろな出会いもあった。喜怒哀楽を伴った留学生活であったからこそ、充実感を感じている。またさまざまな出会いにより、自分の留学生活を豊富にさせたと思います。これまで大勢の日本人と接してきた中、何と言っても、ロータリアンのことが一番深い印象を持っています。
 財団法人ロータリー米山記念奨学会は、勉強、研究をしている私たち留学生に対し、全日本のロータリアンの寄付金を財源として、奨学金を支給、援助する日本民間最大奨学団体です。またロータリー米山記念奨学会の特長の一つは、経済的な援助だけでなく、ロータリークラブによる世話クラブとカウンセラー制度があります。私は、世話クラブの例会に出席し、カウンセラーとクラブのロータリアンの皆さんとの心のふれあいを通して、国際交流および相互理解を深め、またロータリーの奉仕の心を共に学びできます。更にいい社会勉強もできると思います。とても良かったと感じます。
 私は泉南ロータリークラブを自己の日本での家族と思っています。毎回例会を楽しみしています。これによって日本人のものの見方、考え方、ライフスタイルを理解しようとして、積極的に日本の社会に溶け込もうと努力してきました。本当に大変なお世話になっております、ありがとうございます。
 また、私の場合では、3年間博士学位を取れなかったが、学位を取るため、ロータリー奨学金の延長申請をしました。泉南ロータリークラブにより、奨学金を半年に延長されることをいただきまして、現在研究が専念できるようになりまして、とても助かりました。これからもっと努力して、今年博士学位取れるよう、一生懸命頑張って行きたいと思います。
 特に現在の厳しい経済状況の中で、ロータリアンの皆さんは奨学生の私たちのため、懸命の努力が続けられていることを心から感謝の気持ちを申し上げます。とても尊敬しています。
 私はロータリー米山記念奨学会の趣旨を理解し、国際理解と親善に関心を持っています。将来、私は一人のロータリアンになりたいと思います。更に将来中国のロータリープロジェクトのため、力を尽かし、活躍したいと思っています。
 泉南ロータリークラブのロータリアンの皆さんを始め、世界中全てロータリアンの皆さんに心から感謝の気持ちを申し上げます。ロータリアンの皆さん 謝謝!謝謝!……
 これからもよろしくお願い致します。
                  以上

王建(C0958)
2001年7月9日

 

 

クラブだより

打田ロータリー
 去る5月19日(土)午後1時より社会奉仕委員会活動の一環として、国土交通省国道維持事務所と連携して、打田町黒土の国道24号線バイパスと旧国道との間の緑地帯の植木の刈り込み、雑草の刈り払い及び空きビン・空きカン拾い等の作業を全員で実施した。真夏のような暑さの中、会員各自持参の草刈り機や電動刈り込み機等の機動力を活動して約3時間の間に2トン積トラックに3杯の枝や雑草等を運び出し、緑地帯が見違えるほど綺麗になった。
 またこの後さらに毎年実施しているJR打田駅のプランターの草花の植え替えをして、心地よい汗を流した。
和歌山アゼリアロータリー
5月21日の例会にて、水田ガバナーが出席され、卓話をお願いしました。

堺東ロータリー

ボランティアコンサート開催

雑誌広報委員長 八百 正浩
社会奉仕委員長 中村 清嗣

 堺東ロータリークラブ(寺山 武夫会長)では、社会奉仕委員会活動の一環として5月20日(日)午後、知的障害者入所施設「陵東館・長曽根」を訪問し、ボランティアコンサートを開催致しました。
 会員による尺八、ギター、クラリネット演奏、および地域在住の全盲青年川上勝志君によるギターと歌唱による交流でありましたが、昨年に続き2回目のコンサートだけに、特に川上君へは、「憶えてたよ!」の大きな応援と握手攻めで、川上君本人にも深い感動を与えた半日でした。

岸和田東ロータリー

岸和田東ロータリークラブ25周年記念講演
大平光代先生公演会

日時:2001年6月16日(土)
午後2時〜4時(1時30分開場)
(一般の入場はできません)
会場:マドカホール
演題:「子供たちの心の叫び声が聞こえますか」
主催:岸和田東ロータリークラブ25周年記念委員会
後援:岸和田市・岸和田市教育委員会

岸和田南ロータリー

タイ王国サトーンロータリークラブとの姉妹提携

2000年度 国際委員長 福井 正順

 6月7日にバンコックのナライホテルにてタイ王国3350地区のサトーンロータリークラブとの姉妹提携の調印式を行いました。地区よりは、水田ガバナー(当時)にも参加頂き当クラブよりは、会長始め会長エレクト等総勢14名にて6月7日に訪泰致しました。
当日夜のサトーンロータリークラブの例会に出席の後、同会場にて3350地区のチョウガバナー(当時)始め、多数の3350地区の来賓者ご出席のもと滞りなく式典を無事に終了する事が出来ました。
 翌日は、2002年度のRI会長予定のビチャイ会長エレクトをサトーンロータリークラブの皆さんと表敬訪問し、今回の姉妹提携の記念共同事業として、タイにて日本語をもっと学びたい学生の為、日本の童話の本等100冊を贈呈する事を報告致しました。
ビチャイ会長エレクトよりは、「非常に良い奉仕事業で、今後もより良い関係を築いて頂きたい.」旨のコメントが有りました。その後、ロジャナ工業団地(アユタヤ市)にあるタイ国と日本の企業の合弁電力工場を訪問し日本人駐在員の方と有意義な質疑応答をさせて頂きました。アユタヤ市では、シリスリヨタイ・プラナコーン・シーアユタヤロータリークラブ(3350地区)の方々も合流され世界文化遺産となっているアユタヤ遺跡をバスより見学することが、出来ました。
 短い滞在期間では有りますが、翌日の最終日は、観光等でタイ王国の文化をより深く知ることが出来たと思っています。又、夜は当クラブよりの返礼食事会を開催し、最後まで本当に有意義な時間を過ごす事が出来ました。この場をお借りして、最後まですばらしい行事に一生懸命尽力して頂いたサトーンロータリークラブの方々にお礼を申し上げたく思います。
 尚、この姉妹提携のきっかけと為ったのは、当クラブが、サトーンロータリークラブより、青少年交換留学生のポン君を受け入れた事が、発端です。言わば、ポン君は、青年外交官の役割を果たしてくれたと思います。
 今後、更なる両クラブの関係を築き、両国間の奉仕活動に精進したく思います。