今、気になること

地区代表幹事 河合 利晴

姉妹クラブと同額補助金活用の促進。

 第3ゾーンの「マッチドクラブ」タスクホースからのご依頼で全クラブからご回答頂いた統計から気のついたことは同額補助金の活用が極端に少ない地区であることがわかりました。
 平易な考えから発想するに世界第2位とか評されるロータリー財団への寄付は寄付する側の考えで全然使う方法はないものか?私自身入会当初、会長、幹事に質問状を送った記憶があります。答えは「無い」。それから15年来踏み入れることの出来ない「聖域」としてあきらめていました。私のみならず大多数のクラブがそのように理解してしまっているように思えます。
 地区内75クラブ中約半分の34クラブ、年度内には35クラブが43の外国のロータリークラブと姉妹締結をしていますが、本ロータリー年度では同額補助金を活用しているクラブは下記の通りです。

クラブ名 RI受付番号 相手クラブ
羽衣 15231 ペルー・プカルバRC
和歌山南 13158 韓国・新済川RC
岸和田東 10432 比国・イントラムロスRC

 しかし、RIの財政事情がよくないようで承認をとるのは難しいのが現状です。申請を早くしてロータリー年度内に承認を得ることが出来ない場合は年度が変れば再申請を要する様になりました。
 現在、地区レベルではフィリピン3810地区と組んだプロジェクトが承認されています。つまり2640が4,000ドル、フィリピンが4,000ドルで補助金申請して、16,000ドルのプロジェクトを立ち上げできました。
 更に寄付金は財団の寄付成績にもなります。人道的な国際プロジェクトなら地区とでもクラブ間の共同プロジェクトなら申請できます。今では日本語でも書類は作れます。しかし日本に逆流させることは難しいです。姉妹クラブとの共同奉仕に考えてみてはいかがですか、但し財産供与的なものは申請できません。

今、インターアクトクラブ結成の好機。

 日本は変わる、ロータリーも変わらねば、停滞は後退なり。ロータリークラブを鼓舞する言葉はいろいろ言われてきました。しかし実際行動なくしてロータリークラブの存在なし。魅力なし。ロータリーに若さを回復するため、今新たな情報を提供します。
 日本は改革を迫られているものの一つに教育改革があります。開かれた学校と叫ばれて既に20年、日本の教育は閉ざされた校門のなかで、社会の欲するものではなく逆流しそこで教育された学生達が日本の中核をなして国を支えようとしていますが、国のイメージすらわからない国民が多くなってきたことは事実であります。
 そこでロータリーの出番がやってきました。文部科学省は高校生の奉仕の実績を履修単位に加えることを小泉内閣の初めての国会に提案しようとしています。
 大阪府教育委員会でも奉仕と国際理解を学校教育のなかに根付かせようとしています。その先鞭は既に我々のインターアクトクラブの活動方針であり世界的にノウハウは蓄積されております。
 府教委も国際交流をもっとしたいが現況の財政ではまかなえず、ロータリーのこの活動に期待しているのではなかろうか?学校に入ってゆける計画路線は出来、後は舗装工事をして進んでいくだけである。
 かつてはロータリーといえば「右」だといわれ校門すら入れてもらえなかった時期、本当にお願いを繰り返しやっと作っていただいたインターアクトクラブは貴重な育成団体です。しかし大阪は変わりつつあります。
 今年府立高校でのインターアクトクラブの結成が二校、結成のご意思のある私学が二校、結成打診の府立高校一校、これから大阪側には結成希望校が沢山出来てくると予測されます。それにはいままで耕してきた青少年交換参加校がわんさとあるわけです。その辺りも相乗効果が得られると考えられ既に実行されております。
 しかし「気になること」これはスポンサークラブになっていただけるクラブがないのです。折角ロータリーの活動方針を理解していただける学校からの申し入れがあるにも関わらず肝心のロータリークラブが尻込みしているのが現状です。現在地区内クラブ数75、現存インターアクトクラブ10。二クラブで一インターを提唱するのも方法です。行動をお願いします。

 

財団研究グループ交換(Group Study Exchange)
派 遣 団 員 募 集

 このプログラムは、専門職務に携わる若い男女のチームが、海外の国のチームと訪問の交換をするものです。
 このチームメンバーに選ばれた方は、その国で4週間滞在し、自分の国の文化や知識を伝え、かつ相手国の文化、習慣、職業などを体験します。
 このGSEチームは、ロータリアン以外のチームメンバー4名と1人のロータリアンを団長として構成され、人々との交流を通じて国際理解を深め、民間の親善大使としての役割も果たします。特色は他の海外旅行や留学と異なり、ロータリアンの自宅にホームステイして、同じ専門職に携わる人々に会う機会や、職業研修のチャンスを得ます。また訪問先ロータリークラブのプレゼンテーションでは、日本の紹介を行い親善をはかります。

1. 交換相手国: インド南部 タミルナドウ州 R.I.3000地区
2. 実施予定日: 2002年 1月2日(水)〜1月31日(木)
3. 募集人員  : 4名 
          25才から40才までの職業人、R.I.2640地区に居住或いは
          勤務している者で、同じ職種に2年以上勤めている者
4. 参加申込書: ガバナー事務所まで請求して下さい。
          (参加費用はかかりません。小遣い程度です。)
5. 締   切  : 2001年6月30日
※尚、ご質問等がありましたら、ガバナー事務所までお問い合わせ下さい。

〜タミルナドゥ州〜
面 積: 130,058平方キロメートル
人 口:5,500万人超
インドで11番目に大きい州
インドの中で最もインドらしいところ

 

献血キャンペーン

ローターアクト委員会 久松 正典(岸和田)

 本年も5月3日(憲法記念日)に、心配された雨も降らず、岸和田市民フェスティバルが岸和田中央公園にて、盛大に開催されました。毎年、岸和田ローターアクトクラブ、飛翔館インターアクトクラブ、岸和田東ロータリークラブ、岸和田ロータリークラブでは献血キャンペーンと共にバザーにて参加しています。
 本年度の献血キャンペーンにて、献血者は、130名という予想だにしなかった多数に及び、岸和田市民の意識の高さに、驚くと共に、御協力頂いた方々には心より感謝いたします。また、バザー会場は、朝早くより活気を帯び、「おにいちゃん、まけてえな!」の声に、ローターアクトクラブおよびインターアクトクラブの面々も苦笑い、ついに半額になった場面もございました。なお、バザーの出品は、ロータリークラブ会員の献品によるものであります。
 本年、集まりましたお金は、協議の結果、日本赤十字社に寄付となりました。御協力、誠にありがとうございました。
 当日、汗を流し、一生懸命知恵を出しあって活動した、ローターアクト、インターアクトの参加者全員に感謝致します。

 

クラブだより

堺フェニックスロータリー

職業奉仕委員長 辻 良三

RIテーマ 意識を喚起し―進んで行動を
地区ガバナーの運営方針 地域社会の人々と共に
行動しよう
 上記テーマに感銘を受け、自己の職場(コンビニエンスストア・ローソン)を通じ、後記の社会体験学習を行い、参加した学童、先生方より感謝され、奉仕活動を実行しておりましたところ、堺市教育委員会教育センター長の目にとまり、現在各校の予約で、本人は苦慮しながら、地域の子供達の為、努力しておられます。

社会体験学習の案内
堺フェニックスロータリークラブ職業奉仕委員会
ローソン 七道駅前店 辻 良三
日 時 @平成12年10月21日第3土曜日 午後2時〜4時
A  〃  11月4日第1土曜日   〃
B  〃  11月18日第3土曜日   〃
C  〃  12月2日第1土曜日   〃
場 所 ローソン 七道駅前店
堺市三宝町1丁目42の3 TEL. 27−1422
対 象 錦西小学校 6年生 1回に10名程度
体験内容 ◎コンビニエンス・ストアーの歴史と現状。
◎仕入れ・発注と入荷・検品の仕組。
◎販売とレジ操作について。
◎ストアーコンピュータの操作について。
◎環境、省エネ、防犯への取り組みについて。
目 的 実社会で職業体験をすることにより、労働の価
値を認識し、買い物のマナーなどを身につける。

岸和田東ロータリー

飛翔館高校インターアクトクラブ
街頭募金でマニラの識字運動に協力

河合 利晴

 スポンサークラブである岸和田東ロータリークラブの世界社会奉仕に呼応して夏休みに街頭募金を行い、43,000円余を創立25周年記念式典に来訪したイントラムロス・マニラRC会長フローレン・ナゲット氏に手渡した。
 マニラではこの募金を契機に現地のインターアクトとも協力して識字運動に力を注がれる旨のコメントがあり、今岸和田東、イントラムロス両クラブで申請している同額補助金もRI財団から6,000ドルの交付を受け、マニラの子供達に朗報がもたらされることでしょう。

串本ロータリー

青少年囲碁大会開催

会     長 橋本 昭二
社会奉仕委員長 小寺 孝佳

開 催 日 2001年3月25日(日)
開催場所 串本町文化センター(2階会議室)
受  付 午前9時30分〜10時
開催時間 午前10時〜午後4時(各人5局対局)
対象青少年 小・中・高校生(古座川町・古座町・
串本町内)及び七夕会
賞  品 優勝、2位、3位、
参加賞(参加選手全賞)

青少年囲碁大会3月25日行われる

優勝 関口英志君 西向小学校4年 8級
2位 横矢 哲君 古座高等学校1年 2段
3位 和田隆啓君 潮岬中学校3年 8級

堺東南ロータリー

緑化活動の輪広がる

社会奉仕委員長 阪本 順司

 本年度社会奉仕活動の一環として北野田駅前ロータリーに4月8日(日)花の苗800株の植栽を行いました。
 25名のクラブですが、土の改良、花苗の植えつけなどすべてロータリアン一人一人のご協力で今は色とりどりに花が咲き乱れ、地域の方々にはひと時のやすらぎの場となっています。
 大きな問題となります水遣り、保守管理は地元の皆様のご協力を得ることで解決致しました。
 緑化運動を通じ地元の方にロータリーの奉仕をPRできたことは大きな広報につながると信じております。この作業は今年の秋にもう一度冬用の花の植苗を行い、今年度の社会奉仕活動とします。
 街に花がありやさしい景観を住民の皆様と共に楽しみ、花作りの参加を今後とも続けて欲しいと願う気持ちでいっぱいです。

堺南ロータリー

堺市へ河川清掃用ボートを寄贈

 堺南RC(松本義彦会長)ではクラブ創立40周年の記念事業の一つとして、河川用小型ボートを寄贈することにした。さる4月28日進水式、贈呈式を行い、直ちに福祉施設の子等が乗り込み、内川を清掃した。ボートは全長8.2m、幅2.1m、重さ1.3トンのエンジン付き強化プラスチック製である。近年、異臭を放ち、ドブ川化している内川の清掃に大きく利用されることである。
 社会奉仕委員会では、10数年前から清掃奉仕活動を行っていたが、今回は創立40周年と「土居川・内川を清掃」としてから10回目になることから大々的に参加者が増し、総勢四百名近い人数となった。長年のこの活動は、市民から感謝され、称讃されている。
 「土居川水環境再生シンポジウム」が過年に堺市主催で開かれた折の記録を紹介する。

平成2年3月 インターアクト、ローターアクトと合流し、
堺工業高、泉北高、賢明高生ら124名で活動
平成 3年 環境保全委員会が発足
市小学校子供会らと「土居川、内川を考
えよう」と魚の生態観測を始める。
平成 4 年 第1回「土居川・内川の清掃奉仕」
インターアクトらと合せ60名で活動した。
平成 5 年 第2回「土居川・内川の清掃奉仕」
市小学校と合流約50名
平成 6 年 第3回「土居川・内川の清掃奉仕」
市小学校と合流約70名
平成 7 年 阪神大震災のため清掃活動を中止し、募
金活動をする。
平成 8 年 第4回 インターアクトを中心に約50名
平成 9 年 第5回 大阪堺道院生らと合流で約47名
平成10年 第6回 福祉施設泉ヶ丘学院、愛育社の
子らを合流約50名、内川の川面のゴミが
多く、心残り
平成11年 第7回 ボーイスカウト堺16団らと合流
平成12年 第8回 堺市河川水路課も参加
平成13年 第9回 今回に至る。
一般市民ボランティアの参加も得、
総数約400名となる。また、ボートを寄贈し、
川面の清掃もはかどる。

友田 節彦 広報委員長 記

美原ロータリー

美原ロータリークラブが
サクラとハナミズキなどを寄贈

 美原ロータリークラブが、3月11日に創立20周年の式典を開催され、同クラブが創立当初から緑化事業として取り組んでおられるロータリーの森(舟渡池公園)の新たな名所づくりにと、サクラの木14本、シンボルツリーとなるハナミズキとそれを取り囲むサークルベンチの目録が町へ寄贈されました。町では、美原ロータリークラブのご厚意を受けて、本年度中に整備を行う予定です。
 また、同式典では、同クラブから青少年育成のために町在籍の少年野球チーム・柔剣道クラブ・ボーイスカウトなど、15クラブにも各10万円づつ寄付されました。

(広報みはら5月号より抜粋)

 

タイ・バンコク・スリオンクラブ創立のご案内

***** 新クラブ発足のご紹介 *****

タイ国バンコク市に日本語で運営させるロータリークラブが発足致しましたので、紹介させて頂きます。

1. クラブ名称:
バンコク・スリオンクラブ
2. 地   区:
3350地区
地区ガバナー(2000〜2001)
チャオ・ナラリット氏
3. 住   所:
Room 320, Tawana Ramada Hotel, 80, 
Suriwongse Road, BangKok, Thailand
4. 例   会:
毎週火曜日 19:00
バンコク市内タワナラマダホテル
5. 役 員 名:
設立支援のためのガバナー特別代表:
IPP. 石平厚一郎
会 長 名:平田真啓
幹 事 名:飯田光孝
6. 設立協力クラブ:
トンブリクラブ・パトゥムワンクラブ
7. 設 立 日:
2001年3月5日
8. 設 立 目 的:
日本・タイに存在するロータリークラブ
のマッチメーカー、という役割を通じて、
 ロータリークラブ活動の地域社会への浸
透・国際化に協力する。
9. 会 員 数:
現在28名(うち26名は日本人)
10. 連 絡 先:
飯田光孝 
mitsutak@fit.co.th
   または
mitsutak@ksc11.th.com
fax : +6638-570-720 または
  +662-706-1021
tel : +661-838-2306(携帯電話)
11. そ の 他:
設立記念パーティを8月中旬に計画しています。
日本のクラブからのご支援・ご協力・ご指導を
お願いする次第です。

以上、幹事(飯田光孝)