インターシティーミーティング(第5組)報告

ホストクラブ 富田林ロータリークラブ

IM副委員長 杉多 弘至

『地域とロータリー』

 2月17日(土)前日までの木枯らしの吹くきびしい真冬日と打って変わっての穏やかな天候に恵まれ、ホストクラブ会員一同は感謝と喜びの思いのなかに第5組のI.M.を開催することができました。

 今回のI.M.は中村ゼネラルリーダーの懇切なご指導と大槻I.M委員長(昨年12月に入院)の心意気により企画され、テーマ『地域とロータリー』に立脚した会場造り、即ち、金剛山の麓、南河内の自然に囲まれ素晴らしい環境にある河南町ぷくぷくドームで開催、何もかも揃った都会的なホテルでの開催に比べますとその準備は倍増ですが、『準備は会員全員参加分担で』の合い言葉に開会の日を迎えることができました。

 特に心配の種は天候でした。会場と富田林市内の気温差は3℃〜5℃あり積雪や道路の凍結などの当日の気象条件が出席者に迷惑のないことを願っていました。

 『地域とロータリー』その調和と認識のスタートを思い、会員の発想による郷土特産品海老芋による『芋ぼう』と軽食・豚汁・ぜんざいの提供は会員である業者の献身的な努力で実現いたしました。大変なごやかな和気藹々と参加者には好評で親睦の輪が大きく広げられたと思います。午前中は、フレッシュ会員の集い・社会奉仕委員長会議・ロータリー財団委員長会議・米山記念奨学委員長会議の各部門別会議を開催、昼食後本会議に入り、基調講演には京都の市田ひろみ先生に『心の教育 親と子の絆』と題してのお話をお願いいたしました。今日の社会生活の中で最も欠如しているものは人の心、そして親と子の絆、今後のロータリー活動の指針として意義のあるお話を伺いました。パネルディスカッションは、従来は人数が多く限られた時間内の発言はあまり核心に入れないという懸念がありました。これを解消し、より充実した内容、本音を発言していただく為に4クラブから代表者として一名のパネラーを選んでいただき、3名でもって過去にない内容の充実した深みのある発言をしていただきました。

 コーディネーターをお願い致しました中島パストガバナーには、素晴らしいリードで司会をしていただきました。参加者にとって『地域とロータリー』についての充実したひとときであり、I.Mであったと思います。

 最後にご出席を賜りました水田ガバナー、中島パストガバナー、大沢パストガバナー、才門パストガバナー、亀岡パストガバナーはじめ地区役員の皆さん、そしてご協力いただいた第5組の各クラブの皆さんに心からお礼申しあげます。

 

開 催 日 2001年2月17日(土)

開 催 場 所 河南町ぷくぷくドーム

ホストクラブ 会長 小寺 博

参加クラブ 藤井寺RC 藤井寺しゅらRC

       羽曳野RC 河内長野RC

       河内長野東RC 松原RC

       松原中RC 美原RC

       大阪狭山RC 太子RC

       富田林南RC 富田林RC

       計12クラブ

 

2001〜2002年度 国際ロータリー第2640地区

米山奨学生選考試験実施

地区米山奨学金委員長 松下 光春(泉南)

 本年度の米山奨学生の応募者は107名と過去最高でありました。

 そのため、去る12月5日(火)泉州ビルに於いて第1次書類選考により54名の1次合格者を決めました。その結果、第2次面接試験を2月2日(金)泉州ビルにおいて早朝より夕刻まで実施いたしました。

 水田ガバナー、大丸地区米山担当理事をはじめ、10名の選考委員立ち会いのもと、25名の新規採用者と10名の補欠合格者を選考しました。

 2001〜2002年度は前年度よりの9名の継続者と25名の新規合格に寄り合計34名が第2640地区の米山奨学生と決まりました。

 

2001〜2002年度 国際ロータリー第2640地区

米山奨学生修了者歓送会

地区米山奨学金委員長 松下 光春(泉南)

 2月18日午前11時開会で全日空ゲートタワーホテル大阪にて開催いたしました。

 松下奨学金委員長より来賓、参加各位へのお礼を兼ねた開会の挨拶で幕を開きました。

 水田ガバナーより奨学期間修了者に心温まるご祝辞をいただきました。来賓及び地区役員紹介の後、ロータリー米山記念奨学会理事の大丸パストガバナーより指導教官並びにカウンセラーの方々へのお礼と終了奨学生の今後についてのご挨拶をいただきました。

 また、大丸理事より修了者1人1人に終了証書の授与と記念品の贈呈がありました。

 ご挨拶の最後に、ご来賓として参加頂きました4名の指導教官より米山奨学会へのご丁重なお礼のお言葉をいただきました。懇親会では河合代表幹事の乾杯の御発声により始めました。終了奨学生全員の今後の進路、ロータリークラブへのお礼のスピーチ、カウンセラーロータリアン先生方のお世話した喜びのご挨拶があり、和やかなうちに楽しい懇親会でした。最後に、米田米山学友委員長より学友会入会の説明方々閉会のご挨拶があり、無事終えることが出来ました。

 

薬物乱用防止運動

国際ロータリー第2640地区 社会奉仕委員会報告(2001年2月7日)

地区社会奉仕委員長 伊達岡 陽一(関西国際空港)

 近年、関西国際空港税関など水際で発見される「違法に持ち込まれる麻薬・覚せい剤」の量は年々増加の一途を辿る傾向がみられます。これは、周辺地域でのこれら薬物の広がりを意味します。この傾向を念頭に置いた、国際ロータリー第2640地区(2000〜2001年度)における薬物乱用防止運動に関する主な活動報告を致します。

1.地区委員会からの「薬物乱用防止運動」の呼びかけ:

1) 第2640地区所属75クラブに対し、各クラブが存在する「地域住民の人たち連携した薬物乱用防止運動」の展開を依頼致しました。

2) 大阪府健康福祉部より、協賛依頼のあった「ダメ・ゼッタイ」薬物乱用防止大阪大会への協力を水田博史ガバナーの裁定の下、協力を決定した。

 そしてこの決定にもとづき、青少年活動委員会とともに「子供ファンド」募金を集めることとした。

3) 薬物乱用防止運動に関連する「教材資料」:ビデオ、パンフレット、参考文献を地区社会奉仕委員会の資産として集める努力を開始した。

2.具体的薬物乱用防止活動:

1)各クラブ・各地域における活動;

・2640地区第1〜8組のブロック毎で開催されるインターシティミーティングで各クラブの活動について、情報交換を行ったところ、地域社会(町内会や学校)と連携した薬物(麻薬・覚せい剤・シンナーなど劇物)乱用防止キャンペーンを行っていることが確認出来ました(注;わたしの所属する関西国際空港ロータリークラブでも、9月4日開港記念日に空港利用客に同趣旨を呼びかけています)。

・「ダメ・ゼッタイ」国連募金に独自で寄付を継続しているクラブも存在します。

2)「ダメ・ゼッタイ」ヤングフェスタ大阪大会 (2000年10月22日開催);

・社会奉仕部門カウンセラー中村幸吉パストガバナー他、約30名が同大会に参加した。

・上述した募金の一部を大阪府主催「ダメ・ゼッタイ」運動にご活用頂いた。

3.今後の要望:

1) 少なくとも、「ダメ・ゼッタイ」ヤングフェスタに協賛したロータリークラブ、ライオンズクラブ、国際ソロプチミストで連携出来た「薬物乱用防止運動」について話し合いの場を持つことは意義あることと考える。

2) ビデオ(15〜20分に収録)など、利用し易い教材を作成して頂きたい。

 

国際奉仕部門クラブ委員長会議

(クラブ国際奉仕、世界社会奉仕、ポリオプラス、オン・ツウ・サンアントニオ委員長会議)

国際奉仕部門委員長 新宅 雅文(河内長野)

 国際奉仕部門クラブ委員長会議が2001年2月4日(日)開催され、クラブ国際奉仕、世界社会奉仕、ポリオプラス、オン・ツウ・サンアントニオ委員長の多数の出席を得ました。

 水田ガバナーより活動に対するお礼を含めた挨拶につづいて木下ポリオプラス委員長より現況報告がなされ、別携のポリオプラスパートナー寄付金振込一覧表が配布され、今後における再なる協力依頼がなされました。

 深井委員長より国際大会参加のお誘いと協力要請がなされ、安井世界社会奉仕委員長よりWCSの現況とフィリピン3810地区への眼の手術に対する4000ドル(地区レベル)での出資が決定した旨の報告とRIからのWCSプロジェクト交換表が廃刊になること、岩村記念病院建設プロジェクトに関する各クラブよりの振込状況が示され、米澤ネパール担当委員より1月23日ネパール岩村記念病院竣工式参加報告がなされ、3通の領収書が新宅を通して水田ガバナーに手渡されました。23名のロータリアンが日本から参加して開催された竣工式に感動された実態の報告がなされました。

 質疑応答のあと平岡パストガバナーより日頃の協力と活動報告について講評をいただき、さらなる協力要請がなされました。

 全体会議終了後地区委員会が開催され、中間点を通過した時点での活動内容について確認し、下半期での活動計画推進について話し合いました。

 世界各地にて生じている災害、とくに青少年を交換している地区での地震等について北中青少年交換委員長より直接被害を受けた地区は無いとも報告を受けているが、水田ガバナーとも相談の後、近日中に地区レベルでの対応について決議する様になりました。

 真に求められるロータリーの思いやりの心に満ちた愛の奉仕を推進すべく、あらたな誓い合いを感じながら閉会しました。

 国際的な視野ですすめられるWCSは特にその必要度、重要度を調査し、相手国の受け入れ情況、我国とのアクセスについて熟慮の後にプロジェクトを推進していかなければならない難しさの本音の部分にふれることができた様な気さえいたしました。今後とも、あつかましいお願いと、日頃の御礼をそえながら・・・。

 

岩村記念病院竣工によせて

国際奉仕部門委員長 新宅 雅文(河内長野)

 2001年1月23日Bhaktapurで建設中の岩村昇博士の功績をたたえ地域住民のニーズに呼応すべくDr. Iwamura Memorial Hospital and Reseach Center(IMHARC)の竣工式典に参加したロータリアンは2680地区、2640地区、合わせて23名であった。竣工と云うにはほど遠い出来上り具合ではあったが、現況をふまえた岩村先生御自身の御希望でもあり、現況を披露することで今後のプロジェクトの進展にも幸いするであろうということで同意し、参加させてもらった。現地に赴いて気付いたことは、根本的な計画性とフォローの不一致でありました。許認可の制度等については不明なのでいちがいには申せませんが、予算面とかトータルな計画性に乏しいと云わざるを得ない。

 C, D計画の基本手順に則した形で今後の再なる援助システムを考慮に入れた調査と議論を操り返し、完行する前に討論を重ね、新な統計的な傾向を熟慮した後に、将来的なランニングにふさわしい取り組み方を見い出すことを第一義に考え、相手の立場、地域社会の実情、国情、国家間の国際的なスタンスと呼応して推進すべきと思います。

 

クラブ会員増強(退会防止)委員会会議報告書

●日時:2001年2月10日(土)

●場所:和歌山JAビル

会員増強(退会防止)委員長 前窪 貴志(和歌山南)

 例年ですと、先ず、委員会会議は8月に1回が通常でした。本年のガバナー水田氏は、会員減少の歯止めには随分と気を遣われ、後期に入るやすぐ、委員長会議の開催を決められ、2640地区の現状を把握する為と各クラブの会員増強を鼓舞するために会を召集されました。講師には元RI理事、今井鎮雄氏、2650地区パストガバナー、宮崎茂和氏、2640地区パストガバナー、亀岡弘氏の3人の方にお願いし、元RI理事の今井さんにはロータリーの真髄を説かれ、100年を迎えるロータリーの未来のビジョンの確立とポリオ撲滅運動等の実践例をあげ、世界で150万人を目指し、平和な世界を作る人達を育てる方向を指示されました。退会防止実行グループコーディネーターの宮崎PGは、世界の現況から始め、現第3ゾーン、2640地区と入り、当地区の現況については、ご存知のように期始より、後期初めは20名減少という数字を示され、もっと退会防止に力を入れるよう尻をたたかれました。会員増強実行グループコーディネーターの2640地区PG亀岡氏よりは、なぜ、増強をしなければならないか、を12項目に渡って具体的に説明されました。詳細は必ず亀岡PGより月信等に載せて頂けると思います。2640地区前田ガバナーエレクトより講評を頂き、水田ガバナーより2001年6月末は各クラブ共に会員が増えている事を特にお願いすることで会を終りました。

 ご出席の委員長と参加された人に感謝します。