インターシティーミーティング(第8組)開催報告

●日時 10月7日

IM実行委員長 岩本禮次郎

  去る10月7日、第2640地区第8組のI.M.を上記の通り開催させて頂きました。ゼネラルリーダーとして大澤徳平パストガバナーをお迎えし、水田博史ガバナー、大丸昌譲、瀬戸新一、中村幸吉、堤啓治、亀田弘各パストガバナー、前田孝道ガバナーエレクト、又、地区委員長、委員の方々のご参加をいただき、盛大に催すことが出来ました。

 今回のフォーラムは、水田ガバナーより頂きましたテーマに沿って『地域社会とロータリーの奉仕活動との関連について、その過去・現在・未来』について、前もって各14クラブの皆様に、個別にクラブ内にてフォーラムを開催して、その討議を原稿にして提出していただきました。

 当日、その原稿を冊子にさせていただき、参加ロータリアンの皆様にお配りし、御一読いただき、本会議・フォーラムに入りました。堺南・堺東・堺北・堺泉ヶ丘・堺清陵・堺北西・堺南西・堺フェニックスの8クラブより、各個クラブの奉仕活動につき補足説明として活発なるご意見を発表していただき、それぞれについて大澤パストガバナーに見事にコーディネイトして頂きました。近隣のロータリークラブが、どのような奉仕活動をしておられるのか、日頃知る機会が余りありませんが、今回は、これを良く知る機会となり今後のロータリー活動に役立つ有意義なるフォーラムとなりました。ゼネラルリーダー大澤パストガバナーには、厚く御礼申し上げます。

 午後の本会議の中で、映画「地球交響曲:ガイアシンフォニー」を約1時間ご覧頂きましたが、如何だったでしょうか。美しい映像の中に、地球の美しさ、そして滅び行く動物達の姿、人間と自然との関係を見ていただきました。私たちの住む世界の環境と、その自然保護への関心をいささかでもお持ちいただければ幸いです。
 事前会議につきましては、午前11時より、ロータリー財団、米山奨学、社会奉仕、0A化、フレッシュ会員の集いの5部門に分かれ、ガバナーを始め、パストガバナー、地区委員長、委員の皆様方のご協力により、有益なる勉強会としていただきました。

 閉会式では、大丸パストガバナー、瀬戸パストガバナーのご講評をいただき、無事盛大に終了いたしました。

 今回、I. M. 開催につき絶大なるご協力を頂きました各位には、厚く御礼申し上げます。

 

開催日:平成12年10月7日(土)

場 所:リーガロイヤルホテル堺

ゼネラルリーダー:

    大澤徳平パストガバナー

フォーラムテーマ:

    『地域社会とロータリー』

参加クラブ:堺、堺南、堺東南、堺泉北、堺東、堺北、堺西、

          堺泉ヶ丘、堺清陵、堺中、堺北西、堺南西、

          堺フェニックス、堺おおいずみ(計14クラブ)

参加登録人数:397名

 

 

ライラ委員長会議

IM3組ライラ説明会報告

ライラ委員会委員長 松尾 満

 去る10月22日、和歌山JA会館にて、IM3組各クラブの会長・幹事・青少年関係委員長様にお集りいただき、本年度のライラ説明会を開催いたしました。日曜日にもかかわらず、多数ご出席いたただきご苦労さまでございました。本年度も各クラブより数名のライラキィマンを選出していただき、地区関係者と協議しながらすすめていきたいと思っています。また、各クラブの皆様には、挙手により役割を快くお引き受けいただきました。本年度は、初めての試みとしてポスター等で、研修生を公募しようと考えています。ポスター等ができあがりましたら、2640地区各クラブに送付いたします。

IM3組の役割分担

1. 受付・会場への案内誘導 和歌山東南クラブ

2. 駐車場係 5名程度 和歌山南クラブ

3. 会場内の看板の作成・設置立て看板・道路案内看板の用意 和歌山東クラブ

4. 会場の設営 和歌山中クラブ

5. 会場の清掃 和歌山城南クラブ

6. 飲食物の用意 和歌山アゼリアクラブ

7. ラジオ体操のテープ・リーダーの用意 和歌山西クラブ

8. 食事の準備 和歌山北クラブ

9. 開会式の挨拶・SAA IMホストクラブ

  閉会式の挨拶・SAA 次年度IMホストクラブ

10. 集合写真の撮影 和歌山西クラブ

11. 保険の加入 和歌山クラブ

12. 医者の確保 和歌山クラブ

 

2000〜2001年度南半球への長期派遣学生

2001〜2002年度北半球への長期派遣学生に対するオリエンテーションと面接の実施

●日時 11月3日

委員長 北中 登一

 青少年交換委員会活動の一環として、2000〜2001年度南半球は、オーストラリアへの長期派遣学生一名、2001年〜2002年度北半球への派遣学生17名を対象に、オリエンテーションと面接を行った。

 冒頭、水田ガバナーからは、皆様は、ただ派遣国へ語学を勉強するために行くのではなく、異文化を学び、国際理解と友好親善努め、更に生涯に亘って世界平和に貢献できるような人間になるよう、頑張ってもらいたいとの訓示があった。学生達は真剣な面持ちで聞いていたが、いよいよロータリーの親善大使として、来年海外に派遣されるんだと言う歓びと、緊張が、そして一抹の不安も含め、心の中で適当に交錯していたと思う。

 面接は、水田ガバナー、新宅国際奉仕部門委員長、河合地区代表幹事、和田地区青少年交換委員の4人で行われた。

 三つ子の魂、百までもと言われるが、日頃身についた性格や生活習慣、言葉遣いも含め、そう簡単に変えられるはずがない。その場で良い格好をしようとしても、すぐにぼろが出る。そういう意味で、面接は、個々の育ち、性格を見るうえで、とても大事な手段である。面接官は、細かいところまで、一人一人の学生について観察し、そして常識的な質問に対する受け答え等で、はたしてロータリーの親善大使として、相応しい学生か否か、判断した。一方、学生達が面接を受けている間、田中委員と北中は、学生達にロータリーの知識、留学に当たり、注意すべき事、又健康に関する問題点等についてオリエンテーションを行った。

 ロータリーに関する知識として、まずロータリー用語の説明があり、続いて一人の派遣にどれ程ロータリアンの苦労があるか、費用がかかっているか自覚し、従ってロータリアンの期待を裏切らないようがんばってほしい。又、可能であれば、日本にやって来る学生の面倒もみていただければとの話があった。本音を言えば、クラブで受け入れ家庭探しに如何に苦労しているかという事である。

 健康面については、派遣される国情を考え、必要ならば、マラリア等の予防接種をして行く、特にインドに行く学生については、胃腸障害に注意する、海外で治療を受けると、日本と違い、費用がかかるので常備薬を持参する事等の話があった。

 この頃の学生は、世事に疎いというか、学校長の名前すら知らない。今回の会議の前に、国歌を流し、歌わせたのもそれなりの理由を考えての事である。

 世界平和と簡単に言うが、仏教が世界に広まらない限り、絶対に世界平和は来ないと思う。何故か。仏教の思想は、慈悲の思想である。慈悲とは、あらゆる生きとし生けるものを哀れむ思想である。生きとし生けるものの幸福を増進し、苦を除去する事である。

 何が一番生きとし生けるものにとって不幸であろうか。それは死である。それゆえに、仏教では、生きとし生けるものを殺すことが、最も深い罪である。それゆえこの殺生を犯さないことが、慈悲の第一条件になる。原始仏教経典には、足元を見て歩けという言葉がある。これは、足元を見て、小動物を殺さないように歩けという意味である。仏教徒が肉食を避けたのも、その理由である。

 然るに、キリスト教のアガペの対象は人間のみであり、イスラム教も同じであろうが、神のロゴスを持たない動物を殺して食っても、何ら問題はなく、且つ、エホバの神の許可があれば、人殺しも肯定されると言った思想的背景を考える時、果たして、どちらかが理性的であろうか。

 日本の伝統文化は、すべて仏教の影響を受けて発展して来た。従って海外で日本の伝統芸術を紹介するには、これらの芸術の根底に流れる仏教思想を少しでも知識として知っておく必要があると思う。

 学生に宗教を聞くと、無宗教と言うが、意識するしないに拘らず、日本人は皆仏教徒なのである。こういった認識の上に立ち、留学する事が肝要であろう。

 

クラブ青少年活動委員長会議

●場所 泉州ビル ●日時 10月14日

青少年活動委員会委員長 辻 秀和

 平成12年10月14日、岸和田泉州ビルにおいて、青少年活動委員長会議が開催された。年度の初め辻委員長の提案で、本年度は地域の小学校高学年または中学生に何か奉仕できることを考えて、その企画を提出する事になっていたものである。当日はガバナーが公式行事に出席の為出席頂く事はできなかったものの、地区の役職はじめ各クラブからも委員長が多数参加して、青少年活動に対する意識の深さが感じられた。

 各クラブから一人ずつ活発な活動の計画案が発表された。クラブごとの計画案は多岐にわたり、いよいよ実践の時期を迎えたため計画の速やかな遂行を目指し計画書を提出した。前田ガバナーエレクトの青少年に対する思いの深さの感じられる総評で会は締めくくられた。

 

会長エレクト勉強会

●場所 和歌山ビッグ愛 ●日時 11月4日

次期副代表幹事 上野 龍亮

  ロータリー活動にリーダーシップを発揮していただく為の第四回会長エレクト勉強会が開催されました。水田ガバナーの点鐘に始まり、水田ガバナーの開会の挨拶、前田ガバナーエレクトのリーダーの挨拶と続き勉強会に入りました。なお、当日の出席者はガバナー、 パストガバナー9名、地区幹事、次期地区幹事15名、会長エレクト74名(98.66%)でした。

 月山パストガバナーからは「ロータリークラブの発祥の歴史とロータリー精神」と題し歴史的発達過程から国際ロータリーについてのお話がありました。

 前田ガバナーエレクトからは新時代におけるロータリアンの責務、RI会長エレクトの紹介、職業奉仕、会員増強の重要さを話されました。

 大丸パストガバナーからは会長のリーダーシップについて、クラブ会長として最高の奉仕をすること、会長としての目標・方針・計画を明示すること、感謝・賞賛・認めることの大切さ等経験を交えてお話がありました。

 中村パストガバナーは2001年〜2002年の地区研修リーダーシッププラン(DLP)を始めるに当たって各クラブの対応のお話がありました。

 堤パストガバナーからはRIの現況や会長の役目、任期中の目標の設定の重要さなどについてお話をいただきました。

 最後に平岡パストガバナー、瀬戸パストガバナー、 楠パストガバナーの講評をいただき勉強会は終了致しました。

 会場を12階に移し8人程度のグループに別れパストガバナー、河合地区代表幹事に各々のテーブルに分散を願い、次期会長へ良きアドバイスを頂き和やかに予定時間を過ごしました。なお、当日リーダーを努めた前田ガバナーエレクトから寄稿頂きましたので、次に記載させて頂きます。

 

2001〜2002年度にのぞむに当たり

ガバナー・エレクト 前田 孝道

ご挨拶

 本日、当2640地区、2001〜2002年度のための会長エレクト勉強会に、当地区役員の皆様多数のご臨席を賜り、有り難く、御同慶の至りに存じます。

○21世紀を迎えて

 今、世紀末、民族対立、宗教戦争の騒乱が絶えません。今こそ世界のロータリアンが互いに手を携える時です。

○RI会長エレクト リチャード D. キング氏は、会員増強・退会防止にこれまで大変力をそそいでこられました。これからもこれが重点目標に掲げられることと思います。

○今わが国は、職業倫理・モラルの低下等、その腐敗ぶりは社会のいたるところに敷衍しています。我々ロータリアンは天地の恵みと、多くの人の働きによって生かされていることに感謝し、使命感をもって職業奉仕・社会奉仕につとめねばならないとおもいます。

○与えられた年度を、皆さんと共に精一杯やらせていただきたいと思います。一人一人の力は小さくとも、皆の力を束ねれば、より大きな成果をあげる事が出来ると確信しております。本年同様2001年2002年度も何卒よろしくお願い致します。