クラブ財団委員長会議

●場所 泉大津繊維リソースセンター ●日時 9月9日

ロータリー財団部門委員長 小島 哲

 財団への寄付は毎年お願いしているところですが、会員の皆様は寄付をする以上、そのお金が何に使われているのか、そして、その効果はどんなものなのかを理解して頂くことが何より大切です。この委員長会議も「何に使っているのか」、そして「どんな効果があったのか」を主眼にして行われました。

 まず、瀬戸カウンセラーより「この委員会の目的及び財団活動一般」で基調講演を頂戴し、その後に奨学金、GSE、ポリオ・プラス、学友、増進の各委員長より今年度の計画の報告がありました。特に、奨学金では今年度より一人当たりに支給される額が増え、採用できる人数を減らさざるを得ない為、発展途上国に贈与している枠も1名減らさねばならなかったと皆様の御了解を願いました。今年度は、中国(1年)、モンゴル(6カ月)、タイ(6カ月)、ペルー(6カ月)、ブラジル(ジャパン・プログラム)に奨学生の枠を贈与致しておりましたが、ブラジルの奨学生は締め切り日を過ぎてから辞退し、代りの学生の申請が間に合いませんでした。GSEは今年度はなく、現在スペインの地区と来年度の交渉中で、2001年1月から参加される団員の募集にかかる予定です(公用語は英語ですが、片言でもスペイン語が話せればなお結構です)。例年なかなか応募者が見つかりません。各クラブの推薦をお待ちしております。

 財団の奉仕活動に必要な経費は会員の皆様方よりの寄付で賄っているわけです。昨年度は一人当たり$240プラスと絶大な御協力を賜りました。今年度もポリオ・プラスに対する会員一人当たり¥3000の寄付をお願いし、一般寄付へも昨年同様の御協力を期待しております。

 学友の「帰国報告」は学友の川端委員長の司会で、6カ月語学研修でオーストラリアに行かれた金野祐子さん(女性)、アメリカに行かれた小谷幸子さん(女性)、中国からの留学生の金東浩さん(男性 大阪府立大)、がそれぞれ10〜15分の報告をされました。三人とも見事なお話し振りで、各クラブで是非卓話にお呼び頂きたいものです。(会員の皆様に御理解を深めて頂く最良の方法です)

 最後に何度も問題になっている「奨学生の応募資格」、「GSEのホームスティに対する謝礼」の件で部門委員長より説明があり、参加の各委員長さん方からアンケートにお答えを頂きました。(集計結果はすでに各クラブに送付済みです)

 当日は数クラブの欠席はありましたが、参加者全員が熱心に聞いて頂き、有意義な委員長会議であったと思っております。会場等の用意等をして下さいましたガバナー、瀬戸カウンセラー、地区幹事の皆様有り難う御座いました。

 

非ロータリー国(中国)、財団奨学生地区選考試験

●場所:泉州ビル3F ●日時:9月10日

 平成12年9月10日、泉州ビル3Fで、各クラブより推薦された8名によって選考試験が行われました。

 各自、小論文を1時間で書きあげて後日選考結果を待つことになりました。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-* 結 果 -*-*-*-*-*-*-*-*-*

 向陽氏、男性、美原RC(推薦)が選考されました。

 

第1回 クラブ青少年交換委員会長会議

第4回  地区青少年交換委員会

●場所 泉州ビル1F ●日時 9月24日

粉河RC福岡重弘会員夫人 福岡 喬子

 私共では、昨年の8月末より12月中頃までの約4ヶ月間、インドのミス・プリヤ・ドゥガーさんをお預かりしました。プリヤはインドの西、デカン高原のプネ市に住んでいる16歳の女の子です。4人兄弟の2番目で、姉、妹、弟がいます。家には、祖父母と両親、いとこ2人、メイドさん2人という大家族で暮らしているそうです。

 ドゥガー家は、宗教上の理由から完璧なベジタリアンで、肉、魚、卵は一切食べません。そこで、その件を良く知る方から勉強会を持ちました。

 8月25日、いよいよプリヤが来日しました。初めて会うプリヤは、美しい黒髪と漆黒のひとみをした、かしこそうなお嬢さんでした。

 プリヤとの生活が始まり、何かしてもらって私が「ありがとう」と言いますと、必ず、「どういたしまして」と言いました。この「ありがとう」に対して、「どういたしまして」の言葉は、日本語の先生に教えてもらったお手本通りに話しているということがよくわかりました。日本の生活に慣れ、「ありがとう」「どういたしまして」があまり出なくなった頃、私は冗談で大袈裟に「ありがとう」と言いますと、プリヤも笑って「どういたしまして」と少しおどけて答えてくれました。私は日本語の「どういたしまして」という、謙虚で美しい言葉の意味を実感しました。

 私達夫婦と母、息子夫婦も加わったウェルカムパーティーで、プリヤはインド料理をし、私はおにぎり等をして、家族全員が嫁のつたない通訳を交えてプリヤに教えてもらいながらインド式に手で食べました。

 11月頃、ロータリーのポリオ撲滅運動が2月にインドのムンバイであり、粉河クラブから会長様始め5名が行くことになり、彼女のお父さんと楽しい交流を持ちました。

 今年の7月1日にインドの両親がプリヤを迎えに来日し、クラブあげて歓迎しました。私たちは、11日間プリヤの両親と心を通わせあい、7月12日の帰国の日には、両親共々、再会の日をかたく約束しました。

 最後の例会のスピーチでプリヤは、「那賀町は山が美しく、小さな町です。みんなは顔見知りで兄弟のように暮らしています。」と言ってくれました。自分の国、インドを愛し、家族思いのプリヤと接して、私は自分が忘れてしまっている生まれた国を愛すること、家族の絆の大切さ、また、人間としてまわりの人と仲良くすることを教えてもらいました。始めは16歳の外国の子供にいろんなことを教えてあげたいと意気込んでいた私たちでしたが、終わってみれば、逆にいろんなことを教えてもらっていました。

 現在プリヤは学校で勉強に忙しい毎日だそうです。先日、岸和田北ロータリークラブよりインドへ交換留学生として行っている永野牧子さんからのお便りによりますと、プリヤは向こうの例会で日本の留学生活について素晴らしいスピーチをし、これからも各ロータリークラブで日本の素晴らしさをたくさん紹介したいと言ってくれ、日本人として涙が出るほどうれしかったということをお聞きしました。

 最後になりましたが、留学生の受け入れは、家族の協力と理解なくしては成り立たないし、いろんなトラブルを解決してより親近感を覚えるものです。

 この大きな「宝物」を国際ロータリーから授かったのも日頃のメンバーのご協力の賜物と深く感謝し、心からお礼申し上げます。

 

クラブ米山記念奨学委員長会議

●場所 泉州ビル3F ●日時 9月10日

地区米山記念奨学会委員長 松下 光春

 9月30日(土)全日空ゲートタワーホテル大阪に於いて水田ガバナー、前田ガバナーエレクト、大丸米山担当理事をはじめ、地区役員、各クラブ委員長出席のもと、水田ガバナーの点鐘と開会のご挨拶により会議が始まりました。

 米山部門カウンセラーの大丸パストガバナーから米山記念奨学会全般についての報告と本年度もご協力を賜りたいとのご挨拶がありました。その後、米山記念奨学会より普通、特別寄附金合計が千万達成クラブの表彰があり、感謝状が贈呈されました。

・8千万達成クラブ 岸和田ロータリークラブ

・4千万達成クラブ 和歌山東ロータリークラブ

・3千万達成クラブ 貝塚ロータリークラブ

・2千万達成クラブ 堺泉北ロータリークラブ

・2千万達成クラブ 和歌山東南ロータリークラブ

・1千万達成クラブ 貝塚コスモスロータリークラブ

続いて、地区委員長の松下より、ロータリー米山記念奨学会ワークブック2000よりと平成11年度事業報告(1999年度を振り返って)について報告の中で、2640地区の2000年度の奨学生は39名であるが、2001年度は寄付金の減少により34名になること等の説明を致しました。

休憩の後、水田ガバナーより米山記念館からの陳情書について「全国ロータリアンに対し、お1人年額100円の醵金をお願いいたしたい」とのご協力要請のお話しがありました。

 松下よりはもう一度考えようと米山事業、最近の情報、2000年度「行動計画」各クラブ委員長様にご協力いただきましたアンケートまとめの発表をしました。

 質疑応答の後、最後に地区米山学友委員長の米田さんより米山学友についての説明があり、10月の米山月間を前にしての2640地区クラブ米山委員長会議を終了いたしました。

 

第1回 クラブOA化担当者会議報告

●場所 泉大津繊維リソースセンター ●日時 9月3日

委員長 一色 武彦

 13:30に開会し、水田ガバナー開会点鐘の後プログラムを開始、一色地区委員長より現況報告と先日実施されました地区内クラブOA化の進捗状況調査結果について報告いたしました。

1.報告の主な内容

 98〜99年度 パソコン導入クラブが20クラブでしたのが現在58クラブに、Eメイル7クラブが現在46クラブ、ホームページ公開クラブが5クラブから現在19クラブになっています。

パソコン導入クラブでの事務処理項目として

1. 文 書 作 成 53クラブ

2. 会員名簿管理 39クラブ

3. 請求書領収書作成  8クラブ

4. 宛 名 書 き 27クラブ

5. 週 報 作 成 23クラブ

6. 出席率計算 17クラブ

7. 寄付金計算 20クラブ

と言う結果を報告し、当初の目論見に反し相当な速度でOA化が進んでいることを感謝致しました。後質疑応答に入り、各クラブの現状・悩み等の報告や地区OA化委員会への提案やアドバイス等積極的に議論を交わした。

 大森地区委員より、クラブOA化についてわかりやすく説明し、前半と同じく、積極的に各論について議論し、16時30分水田ガバナーの点鐘で終了した。

以上報告いたします。

閉会点鐘  ガバナー  水田博史