ロータリーは、適切な方式が考え出されたという事実だけで、大きくなっていったのではないのです。拡大しようという、たゆみない努力があったからこそ、ロータリーは世界的な影響力をもつようになったのです。

ロータリーへの私の道

 

ロータリーにおいて私が最も満足しているのは、寛容と善意を行使することによって、また、国際協調と理解というロータリーの厳しい方針を守ることによって、ロータリーが、友情と親睦、他者への奉仕という理想で世界をめぐることができたと知ったことです。

第164地区のロータリアン手配による
             1945年米国アラバマ州タスキーギ
インタビュー記録

 

「奉仕への熱意を高めよう」

行動する会長・幹事をはじめとするロータリアンの皆様


国際ロータリー第2640地区
ガバナー 水田 博史

風薫る5月、2000−2001年度も終盤に入りました。しかし、まだまだ2ケ月あります。気をゆるめず、初期の目的を達成するよう頑張っていただきたいと思います。
 4月21日〜22日に開催された地区大会はいかがでしたでしょうか、親睦を深め感動を味わっていただけたでしょうか、そして、旧交を温め多くの新しい友をつくることができたでしょうか、ロンD. バートンRI会長代理を迎え多くの皆様方のご参加を得て意義深く盛大に開催できましたことを非常に嬉しく思っております。本当に有り難うございました。
 ロータリークラブは、毎日、世界各国の町や都市で周囲の人々の生活を向上させるために積極的に活動しています。それぞれの地域社会のニーズが多岐にわたるように、ロータリークラブが実施するプロジェクトも多種多様です。しかし、そのひとつひとつの動機は、奉仕への熱意が基調になっています。ロータリーの標語「超我の奉仕」への献身こそ、世界各地の約3万のロータリークラブを結び、今日118万の会員と過去の世代のロータリアンを結ぶきずななのです。
 ロータリークラブは、地元地域社会だけでなく、国際ロータリーの広範囲なプログラムへの参加により世界各地の人々の生活を向上させています。このような活動を実践するには、何よりも多くのロータリアンが必要なのです。
 国際ロータリーでは、2005年のロータリー創立100周年には150万人の会員数を目標にしています。100周年までは残すところ5年のロータリーです。
 しかし、会員増強については非常に厳しい状況にあります。フランクJ. デブリンRI会長は、「私たちは新鮮な視点で革新的なアイデアを提案してくれる新しい会員を引き寄せるために、絶え間なく努力をしていかねばなりません。この活動・熱意の注入なくしてロータリーが人間性尊重を支持する原動力であり続けることはできません。会員増強と退会防止に焦点を当てようではないか」と呼びかけておられます。
 当地区の現状は2000年7月1日現在3487人であった会員が2001年1月31日3477人と減少いたしました。奉仕の実践をする献身的で熱心な会員が多ければ多いほど皆さん方のクラブはより多くのことを成し遂げられます。現在直面している会員数問題という挑戦を克服し、21世紀に繁栄しつづけるロータリーを確信し、お互いに手をとりあって努力しようではありませんか。
 今こそ「意識を喚起し−進んで行動を」し、素晴らしく感動のする6月30日を迎えようではありませんか。

 

国際ロータリー第2640地区

   200020001年度 ガバナー

 水田 博史