祝 辞

羽曳野市長

福谷剛蔵

 羽曳野ロータリークラブがめでたく30周年を迎えられましたことに心からお祝い申し上げます。
 皆様方におかれましては、創立以来の長きにわたり、地域福祉・文化の向上をはじめ、多方面にわたりご指導とご協力を賜り心から敬意を表します。また市民フェスティバルや交通安全指導など、市行事に積極的にご参加賜り、この度30周年を記念して「LICはびきの」に大型プラズママルチディスプレイをご寄贈いただきました。ここに深く感謝申し上げる次第であります。

  「激動の20世紀」から「心の時代」といわれる21世紀を迎え、物質的に豊かになった一方で、日本古来の人間味あふれる「おくゆかしさ」・「謙虚な心」が失われようとしています。とりわけ「心の豊かさ」が求められる現代社会において、奉仕の精神に基づく貴クラブの活動は大変意義があり、"他人を思いやるやさしい心"を育て、大きな社会の渦となって、より豊かな社会を築くことができるものと確信いたしております。

  今、憂慮し早急に対応せねばならぬのは不登校生が急増していることであります。一定の義務教育課程を修了していない不登校生の将来を考えると、人間形成段階で基礎教育を受けていないことは大きな問題です。正規の教育が行えるよう、諸問題を乗り越え、不登校生が学ぶ環境へお互い見守り導いていかなければならないと存じます。貴クラブのご指導を賜りながら、まちぐるみで「不登校生"0"を目指そう!!」ではございませんか。

  羽曳野市におきましては皆様の温かいご理解とご協力のもと、「夢をかたちに」と取り組んでまいりました事業がいよいよ実を結ぼうとしています。橋脚や側道など供用開始に向けて急ピッチで工事が進む南阪奈道路の建設をはじめ、待望の南河内健康ふれあいの郷は、住宅ゾーンの本年度着工が決まり、順次スポーツゾーンを暫定的に利用できるよう整備を進めるとともに、水と緑を大切に、石川河川公園整備・飛鳥川ふるさとの川モデル事業など、ともにビッグプロジェクトを完成させ都市レベルのアップを図りたいと存じます。

  長引く不況のもとで、私たち行政を取り巻く環境もますます厳しくなり、わが羽曳野の行政がいかにあるべきか問われるときであります。皆様と十分に協議を重ね、より斬新な改革「維新」を断行し、21世紀のはびきのづくりを進めてまいりたいと存じます。

  羽曳野ロータリークラブの30年の輝かしい歴史をつくってこられました歴代役員をはじめ会員皆様に心から敬意を表しますとともに、今後より一層のご発展と皆様方のご活躍をお祈り申し上げましてお祝いのことばといたします。