会長・幹事部門懇談会(2)

RI理事エレクト 田中 作次 様 ご挨拶

皆様、今日は世界の指導者ジョン・ソーンRI会長代理とシャーリー夫人をお迎えになり、貴地区大会が開催されます事を心よりお喜び申し上げます。

RI理事会のメンバーは現在17名ですけれど、ジョン・ソーンさんはいつもビチャイRI会長の隣に座り積極的な発言をされている事が記憶に残っております。当地区と私の関係については、ロータリー財団コーディネーターの中島さん、平岡さんがおられ、財団についてのご指導を頂いておりました。又パストガバナーをはじめ多くの皆様に日頃お世話になっていますことについて厚くお礼申し上げます。

ところで、昨日の昼の札幌での会合は、2時間半位いで650名様の出席でした。ビチャイさんは話の中に、あの感動的なお話をもう一度されたのです。その時の話はガバナーとかロータリーの友でご存知でありましょうが、恵まれない子供達を海辺に連れて行った話しです。あれからビチャイさんの人生は変わったと、その時の事を考えて、今の「慈愛の種を播きましょう」のテーマが生まれたと云っておられました。あまり熱心なロータリアンでなかったとビチャイ・ラタクルさんが仕方なく受けてながら、結果的には終わってみれば、それが感動に変わり、これぞ困った子供達が喜んでくれたという事について、人間がガラッと変わったと言う事、そういう理由で先輩の皆様方がロータリアンに対しても新しいロータリアンに対しても、多少無理があっても色んな行事に誘って下さい。

私達が過去、やはり先輩から「一緒に行こう」と連れてもらいました。今そういうことが少し不足していくのかなと思っております。どのような行事であっても、出来るだけ参加すること、人間は皆ある人の一言で変わったり、ある所の行事に参加して自分を再発見して変わる事があります。おそらく人生にはその人の節目の中で印象に残って変わった事があると思います。色んなチャンスを受けるだけの機会を持つという意味でロータリーは最善の場所と思います。今年度のテーマ「慈愛の種を播きましょう」は永久に続くロータリー発展のための精神でもあり、継続すべきであると思います。私達は1つ1つやる行動というものが、すべて慈愛の種を播く事になるわけで、小さい事ですが、大事ですね。大きな事、お金をかけてなくても出来る事がたくさんあります。先ずは、人に会ったら「おはよう」「こんにちは」あるいは、「スマイル」これも大きな慈愛の種ではないでしょうか。今大会がご成功されます事とお祈り申し上げ、ご挨拶にかえます。